「窓側の最高の席をご用意しております」なんて言葉を耳にしただけで想像をしてしまい、足下がくすぐったくなってしまうのだから困ってしまうが、これは死ぬまで治らないようである。
バンコクへ行っていた知人と会った。総２階建ての大型機を利用したそうだが、初めて搭乗してその大きさに衝撃を受けたそうだ。
エミレーツ航空の同型機には「シャワールーム」まで設置されているが、３クラス制を止めてエコノミークラスばかりにしたら８００人以上の搭乗が可能というのだからびっくりである。
前号で書いた「こだま」の旅だが、天王寺から新大阪間を利用する「特急くろしお」や「特急はるか」は便利で、所要時間は１６分から２０分。大阪環状線内の電車が多い時間帯は徐行運転されるケースもあるが、乗り換える必要がないことと必ず座れることにメリットがある。
前にも書いたが、新幹線乗り継ぎなら「乗り継ぎ割引」が適用され、特急料金が半額になるのでお勧めで、地方から来阪して来る友人や知人達も利用しているが、意外と知らない人が多いので是非知っていただきたいものだ。
昔、「特急はるか」の車内で結婚式を挙げる企画が行われていた。グリーン車の車内で挙式を行い、りんくうタウンにあるゲートタワーホテルで披露宴というものだったが、期待するほど利用されなかったみたいで初めて申し込まれたカップルだけが話題になっていた。
ゲートタワーのホテルに知人が勤務していたところから何度か特別に利用させて貰ったことがあるが、友人が義父の記念日のパーティとカラオケをと相談を受け、このホテルを紹介したら２５０メートルから関西空港を見下ろして歌ったカラオケが最高だったと喜んでいた。
誤解のないように願いたいが、私はそんな高層の場所へは行かないし、ホテルのレストランでも出来るだけ窓側を避けている。
なのに飛行機を利用するとはどういうことだと聞かれるが、外国に行くには仕方がないから登場しているもので、高額な料金を支払って環境のよいクラスを利用するのは恐怖心を忘れたいからでもあることを正直に吐露しておこう。
今日の写真は「特急はるか」だが、最近は利用者が減っているそうである。
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