夕方、車で迎えに来てくれ４人で食事に行った。フロント横に武者の鎧が置かれた日本的な鉄板料理の店だが、メニューで理解出来たのはセット名だけ。「芸者セット」「サムライセット」に店名の入ったセット、それに追加でグレードアップとなる相撲セットもあったが、子供セットが「ちび」になっていた。
目の前の鉄板で様々なパフォーマンスが行われる。塩やコショウの器を器用に振り回すことは過去に何度か体験したが、鉄板の上で玉子焼きを作り、それを細かく切って梃子の原理で飛ばし、それを客が口で受け止めるパフォーマンスには日本人として恥ずかしい思い。
調理が全て終わった後に塩を使った文字を描いてくれたのが写真だが、反対に書くのだから随分と練習したと想像する。
夜景の美しさで知られるところまでドライブにと誘われたが、もしも彼女達が事故にでも巻き込まれたらと考え、ホテルまで送って貰って別れた。
我々にとって彼女達と会うのはこれが最後と話していたら、北海道のニセコにスキーに行くことを考えているそうで、その時は連絡をと伝えておいた。
日本料理店でも日本語が通じない。メニューさえ英語なのだから寂しい話だが、着物姿の女性スタッフ全員が英語オンリーだし、我々のテーブルを担当してくれた男性スタッフは韓国人だった。
ご飯は日本米。味噌汁も出たし、食事のソースは「ワサビ」「味噌」「ガーリック」の３種類。食後のデザートはテーブルに移動して抹茶のアイスクリームを出されたが、しばらくすると花をいっぱい抱きかかえた人物が店内に登場、「彼は？」と聞いてみると花を売るだけの人だった。
パースには日本料理や中華料理の店が多いそうで、走行中に「ラーメン」というカタカナの文字も見た。ホテルへの道中にスワン川の側にあるタワーがライトアップされて綺麗だったが、上れるそうなので明日にでも行ってみようかと考え中。
明日の夕方の便でキャンベラに移動するが、過日のページで写真を掲載したサイケデリックな飛行機に搭乗することになる。追い風らしくて４時間程度だそうだが、ご興味があればネットで「ＱＦ７１８」と検索されたら搭乗している飛行機の位置や情報が確認出来るのでどうぞ。
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