ベースキャンプにはエベレストへの登山目的でない観光客も多く、１０００人ぐらいの人達がおり、１７人の人が犠牲になったそうだが、夕方のニュースではネパール港内だけで２１００人以上の犠牲者が出ている報道もあった。
昨日、定期的に届くＪＴＢのパンフレット「たびものがたり」関西発５月号が入っていたが、その中に「優美なるヒマラヤ６日間」というコースも入っていた。
利用する航空会社はタイ航空で、「世界遺産カトマンズ盆地へコンパクトな日程で巡る」と企画され、関西空港を夜遅くに出発、バンコク経由でカトマンズに入り、バスでパタンへ向かい、パタン市内観光やカトマンズ市内観光からバクタプル市内へ。
その日の午後にナガルコットに入って「クラブ・ヒマラヤリゾート」に宿泊。次の日にカトマンズへ戻って帰国の途に着くコースとなっているが、これで「９９８００円～１０４８００円」で、別にサーチャージ１８８００円や空港使用料や空港税が必要だが、こんな費用でヒマラヤの雄姿を目に出来るとは信じられない思いがする。
これにネパールの食文化を堪能する計８回の食事付きというののだからびっくりである。
これまでに何度か海外旅行をしたことがあるが、ツアーに参加したことは１回もなく、全て自分でコースを考えた個人旅行だった。
振り返って勿体ないことをしたと思っているのはマチュピチュに行かなかったこと。３８年前にペルーのリマに立ち寄ったが、当時に「世界遺産」という言葉はなく、マチュピチュが現在のように知られることはなかったからだ。
自然災害に遭遇することを考えると本当に恐ろしいことである。身体が動く内に行きたいところがいっぱいあるが、段々と体力の衰えを感じ始めたので問題がある。
自然災害の他にヒューマンエラーも考えなければならない。鉄道事故や航空機事故もあるし宿泊ホテルの火災の危険性もある。バスやタクシーで事故に巻き込まれたらと考えると不安に襲われる。
昨日もＪＲ北海道の特急列車が停車駅で反対側の扉を開けたミスが起きていた。一方で知床で発生している不思議な現象も恐ろしい。道路が陥没したり海岸が盛り上がって来たりしている事実はどういうことだろう。
夕方のニュース映像でネパールへ向かう我が国の救援隊が出発したことを知った。一人でも救うことが出来ることを願って手を合わそう。
今日の写真はネパール航空の「７５７－２００型機」を。
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