「独り言」でも書いたが、目が不自由になって誤字脱字に誤変換が多くて困ってしまうが、パソコンのキーボードの「あいうえお」の一部が機能しない時があるのでついやってしまうミスもあり、前号でも「批判」と打ったつもりが「違反」となっていてショックだった。
さて、前号で書いたジェット船の関することだが、タクシーの運転手さんや地元の人達に聞いた事実に衝撃を受けた。
2011年の8月末に発生した台風12号が9月初めにもたらした豪雨による水害の事実は信じられないレベルで、ジェット船の中からはるか上方に見える橋の欄干を超える濁流が記録されていたからだ。
新宮市内や那智勝浦地域で大水害に見舞われたそうだが、帰阪してから自治体が記録として残している当時の写真を目にして改めて自然の猛威を知った。
新宮市から熊野川を遡ると、長距離路線バスが走行するので有名な近鉄八木駅から五條市を経て新宮市を結ぶ国道168号線が並行しているが、随分と川の水面から高い所なのに豪雨の時はそこまで濁流が流れていたそうである。
船の中から外の景色を見るとびっくりするぐらい高い所にある木の枝に様々な物が引っ掛かっている。それは水害の時に流れて来たという証しだが、確かに橋の高さを超えていることを確認出来た。
ジェット船が発着するのは志古という地域で、道の駅みたいに売店やレストランもあったが、そこから乗船するのに随分長い階段を下りて川原に出る訳だが、その建物も水害で大被害を被ったそうである。
この水害で三重県、奈良県、和歌山県で多くの犠牲者や行方不明者が出たが、上流のダムの限界から放流してしまったという問題も表面化していた。
大台山系は昔から群を抜く降雨量で知られているが、この水害の時は歴史上でも記録的な豪雨であった。
上流のあちこちで土砂崩れが発生し、川の流れを止める「せき止め湖」が出来て対処に混乱していた問題もあったが、和歌山県内だけでも50名以上の死者や行方不明者が出たのだからその甚大な被害の実態が想像出来るだろう。
水害からの復旧は東日本大震災の大津波と同じで簡単ではなく、家屋の中に泥が流れ込んでいるので後始末が大変だし、JRの鉄橋も流されて長い間不通となっていたことも記憶している。
天王寺駅から「特急くろしお」を利用したが、和歌山駅に停車して発車した時にホームの端で横断幕を手にする7,8、人の制服姿の人達が目に留まった。JRの社員らしいが「ようこそ南紀へ」というような内容の歓迎の言葉が書かれていたように思えた。
今日の写真は途中の駅で擦れ違った「特急くろしお」を。
さて、前号で書いたジェット船の関することだが、タクシーの運転手さんや地元の人達に聞いた事実に衝撃を受けた。
2011年の8月末に発生した台風12号が9月初めにもたらした豪雨による水害の事実は信じられないレベルで、ジェット船の中からはるか上方に見える橋の欄干を超える濁流が記録されていたからだ。
新宮市内や那智勝浦地域で大水害に見舞われたそうだが、帰阪してから自治体が記録として残している当時の写真を目にして改めて自然の猛威を知った。
新宮市から熊野川を遡ると、長距離路線バスが走行するので有名な近鉄八木駅から五條市を経て新宮市を結ぶ国道168号線が並行しているが、随分と川の水面から高い所なのに豪雨の時はそこまで濁流が流れていたそうである。
船の中から外の景色を見るとびっくりするぐらい高い所にある木の枝に様々な物が引っ掛かっている。それは水害の時に流れて来たという証しだが、確かに橋の高さを超えていることを確認出来た。
ジェット船が発着するのは志古という地域で、道の駅みたいに売店やレストランもあったが、そこから乗船するのに随分長い階段を下りて川原に出る訳だが、その建物も水害で大被害を被ったそうである。
この水害で三重県、奈良県、和歌山県で多くの犠牲者や行方不明者が出たが、上流のダムの限界から放流してしまったという問題も表面化していた。
大台山系は昔から群を抜く降雨量で知られているが、この水害の時は歴史上でも記録的な豪雨であった。
上流のあちこちで土砂崩れが発生し、川の流れを止める「せき止め湖」が出来て対処に混乱していた問題もあったが、和歌山県内だけでも50名以上の死者や行方不明者が出たのだからその甚大な被害の実態が想像出来るだろう。
水害からの復旧は東日本大震災の大津波と同じで簡単ではなく、家屋の中に泥が流れ込んでいるので後始末が大変だし、JRの鉄橋も流されて長い間不通となっていたことも記憶している。
天王寺駅から「特急くろしお」を利用したが、和歌山駅に停車して発車した時にホームの端で横断幕を手にする7,8、人の制服姿の人達が目に留まった。JRの社員らしいが「ようこそ南紀へ」というような内容の歓迎の言葉が書かれていたように思えた。
今日の写真は途中の駅で擦れ違った「特急くろしお」を。
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