国会議事堂も見学出来るそうだが、身体検査をされるところから行かずにここだけはと思っていた場所へ行った。
ロビーのボーイさんに地図を貰ってその場所に歩いていけるかと確認したら絶対に無理と言われ、コンシェルジュに日本語は話せるかと聞くと駄目。そこで片言の単語と手振り身振りで伝えると何とか通じたみたいでタクシーを手配してくれた。
確約したかったことはパースで訪れたミュージアムのこと。見学に要する時間が不明だし、その地の交通事情がわからないこと。こんな場合は送って貰ったタクシーに待って貰って戻ることで、そのことを伝えたかった訳である。
目的地は戦争メモリアル。立派な建物で中はびっくりするほど広く、戦争に関する様々な資料が展示されていたが、日章旗や旭日旗の掲げられたコーナーもあり、戦争なんて絶対にやってはならない思いを強く抱いた。
ホテルからタクシーで１５分ぐらいの距離。歩いてなんて絶対に無理。入場料は無料だったが、老若男女の見学がいっぱいだった。
陸軍や海軍の制服を着用した若い人達が大勢いたが、何かのイベントが行われたみたいで、我々が到着した時にはすでに終わっていたので残念だった。
それにしても利用しているホテルの床面積が広い。同じような廊下であちこちにつながっているので戻る度に迷う。これまでの人生でホテル内で迷うことなんて一切なかったが、まさかそんな体験をするなんて夢にも思わなかった。
夕食をホテル内のレストランでするつもりだが、また分からない言葉が並ぶメニューで困ると想像する。前にも書いたが、言葉が通じたり自国文字がで書かれていたら最高のサービスだ。そんなところからするとハワイやパリは玄関の外に日本語メニューがあったのだから便利だった。
果たして食事にありつけるのだろうか？
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム｢キャンベラにて｣へのコメントを投稿してください。