JR西日本に続いてJR東日本も製造中の豪華寝台観光列車のイメージを発表した。これらはJR九州の「ななつ星」の高い人気に触発されたのだろうが、後発の方が立派な設備企画に取り組むのは世の常である。
JR西日本は特別なスイートルームを1車両で考え、そこにはバスタブのあるバスルームまで考えられていたが、JR東日本でも同じような設備を考えているようだった。
「ななつ星」をはじめとするこれら観光列車に共通するのはラウンジカー、ダイニングカーなどが連結されていることで、一編成の定員30名前後というものである。
JR西日本の列車は、世界遺産を中心とする西日本圏内を1泊2日や3泊4日の行程と
が予定されていたようだが、JR東日本でも同じような企画を模索中だそうだが、他社とは異なり、東日本圏内に限らない発想があるとも伝わっている。
毎日運転されても1泊2日や3泊4日コースとなれば乗客数は1ヵ月で400人ぐらいの人しか利用出来ないことになる。これでリピーターが入れば何年経ったらチケットが入手出来るのだろうかと宝くじのような幸運のパーセンテージになるかもしれない。
一方で、はとバスやクラブツーリズムなどの企画の中に豪華なバスによるリッチな旅を提案されたものが登場している。
外観も車内もこれまでのバスとは異質のもので、定員も30人以内となっている。目的地で選択されるホテルや旅館も超高級と言われるところばかりで、バス旅行で15万円以上とあったのでびっくりだったが、発表したら問い合わせが多いと言うのだから余裕のある人向けで、その対象が団塊世代にあるようなことが添えられていた。
国際線の飛行機では機内食が欠かせない重要なことだが、宗教上の問題やアレルギー対応もあるので簡単ではなく、それらに細やかに対応をしていることを謳っている航空会社存在する。
ある航空会社のHPにネットによる機内食の変更というページがあり、「ユダヤ教食なら48時間前まで」「アレルギーについては96時間前までに」と記載されていてびっくりしたが、ファーストクラスやビジネスクラスを利用するなら出発する24時間前までにメニューの選択が可能というのが当たり前となっている。
前にも書いたが、今や空港の国際線ラウンジで過ごすサービスも激化している。日本航空でも予約が取れれば10分ほどのマッサージが受けられるし、タイ航空のバンコクではビジネスクラス30分、ファーストクラス1時間のマッサージタイムが設定されているそうだが、実際に体験して来た友人は、担当してくれたスタッフに何かチップを渡さなければならないような雰囲気だったので「5ドルプレゼントした」と語っていた。
航空会社の本拠地にあるラウンジはどこでもグレードを高めているので、そんな利用も考慮しながらスケジュールを組むのも楽しみだが、どうしようもないのが言葉の問題。ツアーの一員として参加するなら不安はないが、個人旅行をするならずっと緊張の連続となる。
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