オーストラリアと言えばコアラにカンガルーだが、動物園には行かなかったので目にすることはなかった。
コアラが好むというユーカリの木は列車の中からいっぱい見えたが、孫を伴っていなかったので子供向けの所へは行かず、随分と行程を変えた。
オーストラリアは日本と季節が逆で、丁度冬を迎えていたが、日中はコートやマフラーも不要な気温で、冷えると思ったのはキャンベラ空港でタクシーに乗る時だけだった。
一日に四季があるという国だが、南に行くと気温が下がるのでこれも日本と逆。パースとシドニーの日中は日本の秋という感じだった。
写真はパースの郊外にあるミュージアムで撮影したものだが、爆撃機である。下部が開いている中に投下される爆弾が見える。こんな飛行機が空を飛んで爆弾を落とすなんて想像するだけでも恐ろしいこと。地上にいる人達のことを考えると絶対に出来ないのが人の心の筈だが、戦争と宗教が人の心を変えることはこれまでの歴史が物語っており、今でも世界中で繰り返されている。
旅に出て平和の有り難さを実感したが、このミュージアムには戦争に関する資料がいっぱいあって学ぶことが多かった。
ホテルのスタッフに「歩いて行けますか?」と質問したら呆れた表情をされたが、その後に手配してくれたタクシーの運転手さんも行ったことがないそうで、会社と無線で連絡を取って所在地が判明、やっと出発することになったが、途中で高速道路を走行するような遠方とは想像もしなかったので驚いた。
今回の旅でこのパースのミュージアムの見学と、キャンベラの戦争博物館へ行ったことは有意義だった。そこはコアラやカンガルーとは異次元の世界が感じられた。
「独り言」のコラムで「ゴジラ」の映画のことを書いたが、60年も前の映画に反戦や反核の思想が込められていたことも驚きだし、「志村喬さん」扮する生物学者がエンディングに語った言葉が印象に残った。
国会議員の猪木氏が北朝鮮へ行かれたそうだが、それを歓迎するようにミサイルを発射した出来事があった。それらは猪木氏のパフォーマンスの滑稽さと、総書記の人間性を顕著に物語っているように感じたのは私だけではないと思っている。
コアラが好むというユーカリの木は列車の中からいっぱい見えたが、孫を伴っていなかったので子供向けの所へは行かず、随分と行程を変えた。
オーストラリアは日本と季節が逆で、丁度冬を迎えていたが、日中はコートやマフラーも不要な気温で、冷えると思ったのはキャンベラ空港でタクシーに乗る時だけだった。
一日に四季があるという国だが、南に行くと気温が下がるのでこれも日本と逆。パースとシドニーの日中は日本の秋という感じだった。
写真はパースの郊外にあるミュージアムで撮影したものだが、爆撃機である。下部が開いている中に投下される爆弾が見える。こんな飛行機が空を飛んで爆弾を落とすなんて想像するだけでも恐ろしいこと。地上にいる人達のことを考えると絶対に出来ないのが人の心の筈だが、戦争と宗教が人の心を変えることはこれまでの歴史が物語っており、今でも世界中で繰り返されている。
旅に出て平和の有り難さを実感したが、このミュージアムには戦争に関する資料がいっぱいあって学ぶことが多かった。
ホテルのスタッフに「歩いて行けますか?」と質問したら呆れた表情をされたが、その後に手配してくれたタクシーの運転手さんも行ったことがないそうで、会社と無線で連絡を取って所在地が判明、やっと出発することになったが、途中で高速道路を走行するような遠方とは想像もしなかったので驚いた。
今回の旅でこのパースのミュージアムの見学と、キャンベラの戦争博物館へ行ったことは有意義だった。そこはコアラやカンガルーとは異次元の世界が感じられた。
「独り言」のコラムで「ゴジラ」の映画のことを書いたが、60年も前の映画に反戦や反核の思想が込められていたことも驚きだし、「志村喬さん」扮する生物学者がエンディングに語った言葉が印象に残った。
国会議員の猪木氏が北朝鮮へ行かれたそうだが、それを歓迎するようにミサイルを発射した出来事があった。それらは猪木氏のパフォーマンスの滑稽さと、総書記の人間性を顕著に物語っているように感じたのは私だけではないと思っている。
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