この「幸せ列車」のHP内のコーナーに「各駅停車」のコラムを好き勝手に掲載し、10年前の「独り言」のコラムまで紹介いただいているので恐縮だが、私はこの「幸せ列車
のHPのファンである。
管理人さんのタイムリーで秀逸なコラムも楽しみだが、「図解兵法」も大いに興味深く参考になる解説なので勉強している。
一昨日は先週に病院で受けた採血検査と造影剤による腹部CT検査の結果診察を受けて来た。待合室に多数の患者さん達がいる、電光掲示板に受付番号が表示されると中の待合室に入って名前が呼ばれるまで待っているのだ、診察室が8室もあり、それぞれ待っている人が3人ぐらいいるので家族の付き添いを入れると30人ぐらいになる。
掲示板が見える方の広い待合室は100席ぐらいの椅子があるが、よくぞこれほど患者がいるものだとびっくりする状態である。
大規模病院は待つことを覚悟しなければならない。この病院は5回入院したことがあるが、初めて入院した時のことは大変な思いをした。
1週間ほど微熱が続き、近所の医院で毎日点滴を受けてから仕事に出掛けていたが、徐々に咽喉に痛みを感じ始め、食事を飲み込む際に激痛が伴うようになっていた。
朝から着替えて出勤したが、微熱から高熱状態に陥り身体がフラフラする。これはおかしいと何度か診察を受けたことのある耳鼻科に行ったら、咽喉の様子を目にした先生が「エッ!」と声を出され、やがて鼻から内視鏡で確認されて撮影後、パソコンの画面で説明されながら「紹介状を書くから大きな病院で診察を」と言われ、警察病院か赤十字病院のどちらかということになった。
どちらが綺麗ですか?と愚問を発してしまったと思ったが、先生は「日赤の方が新しいよ」とアドバイスをくださった。
そこでタクシーでこの病院へ到着、耳鼻科の窓口へ紹介状を提出したのが午前11時前。それから待合い室の椅子に掛けて只管待つことになった。
振り返るとそれまでの1週間は忙しくて日に2食という生活だったし、前々日は咽喉の痛みから1食だけだった。待合い室に来た日も朝から何も食べておらず、高熱から意識朦朧という状態で完全な病人になっていた。
いつの間にかウトウトしてしまっていたみたいだが、ふと目が醒めると100人ぐらいいた待合い室に私を含めて5人だけとなっており、時計を確認すると午後5時を過ぎていた。
名前を呼ばれたのはそんな時のことだった。受付窓口の女性が私の名前を呼んでいるが動ける状態ではなく、右手で存在を知らせてじっとしていたら看護師さんが来てくれ、やがて車椅子で診察室へ運んでくれた。
やがて診察が始まったが、ここでも朝の先生と全く同じ。びっくりされたみたいですぐに内視鏡での検査が始まり、それが終わると「入院です」と言われた。
仕事に行く予定だったので黒い服のままだった。さすが黒いネクタイだけは外していたが、そのまま車椅子で病室に運ばれ、入院患者となった。
すぐに点滴が始まり安静となったが、咽喉の激痛から食事が不可能なこともあり、点滴は栄養剤と抗生物質が投与されていた。
それから4日間、昼頃に先生が病室に来られるが、深刻そうな表情で「原因が不明」と言われるので心細くなり、喉頭ガンか食道ガンかもと勝手に想像していた。
5日目の昼時だった。先生が来室。「採血検査で原因が判明しました」とにっこりされている。そこで信じられない病名を知るところとなった。「栄養失調」で鉄分不足ということで、点滴の中に「亜鉛」の成分を加えると処方され、その後は劇的に症状が改善、それから4日後には退院することが出来た。
考えてみれば前述したように食事の摂取が不足していた事実があり、微熱で食欲もなかったことから体重がダウンしていたこともあった。こんな時代に「栄養失調」という診断に恥ずかしい思いを抱いたが、病的な偏食のある食生活も原因していたようである。
今日の写真はお世話になった「大阪赤十字病院」を。
のHPのファンである。
管理人さんのタイムリーで秀逸なコラムも楽しみだが、「図解兵法」も大いに興味深く参考になる解説なので勉強している。
一昨日は先週に病院で受けた採血検査と造影剤による腹部CT検査の結果診察を受けて来た。待合室に多数の患者さん達がいる、電光掲示板に受付番号が表示されると中の待合室に入って名前が呼ばれるまで待っているのだ、診察室が8室もあり、それぞれ待っている人が3人ぐらいいるので家族の付き添いを入れると30人ぐらいになる。
掲示板が見える方の広い待合室は100席ぐらいの椅子があるが、よくぞこれほど患者がいるものだとびっくりする状態である。
大規模病院は待つことを覚悟しなければならない。この病院は5回入院したことがあるが、初めて入院した時のことは大変な思いをした。
1週間ほど微熱が続き、近所の医院で毎日点滴を受けてから仕事に出掛けていたが、徐々に咽喉に痛みを感じ始め、食事を飲み込む際に激痛が伴うようになっていた。
朝から着替えて出勤したが、微熱から高熱状態に陥り身体がフラフラする。これはおかしいと何度か診察を受けたことのある耳鼻科に行ったら、咽喉の様子を目にした先生が「エッ!」と声を出され、やがて鼻から内視鏡で確認されて撮影後、パソコンの画面で説明されながら「紹介状を書くから大きな病院で診察を」と言われ、警察病院か赤十字病院のどちらかということになった。
どちらが綺麗ですか?と愚問を発してしまったと思ったが、先生は「日赤の方が新しいよ」とアドバイスをくださった。
そこでタクシーでこの病院へ到着、耳鼻科の窓口へ紹介状を提出したのが午前11時前。それから待合い室の椅子に掛けて只管待つことになった。
振り返るとそれまでの1週間は忙しくて日に2食という生活だったし、前々日は咽喉の痛みから1食だけだった。待合い室に来た日も朝から何も食べておらず、高熱から意識朦朧という状態で完全な病人になっていた。
いつの間にかウトウトしてしまっていたみたいだが、ふと目が醒めると100人ぐらいいた待合い室に私を含めて5人だけとなっており、時計を確認すると午後5時を過ぎていた。
名前を呼ばれたのはそんな時のことだった。受付窓口の女性が私の名前を呼んでいるが動ける状態ではなく、右手で存在を知らせてじっとしていたら看護師さんが来てくれ、やがて車椅子で診察室へ運んでくれた。
やがて診察が始まったが、ここでも朝の先生と全く同じ。びっくりされたみたいですぐに内視鏡での検査が始まり、それが終わると「入院です」と言われた。
仕事に行く予定だったので黒い服のままだった。さすが黒いネクタイだけは外していたが、そのまま車椅子で病室に運ばれ、入院患者となった。
すぐに点滴が始まり安静となったが、咽喉の激痛から食事が不可能なこともあり、点滴は栄養剤と抗生物質が投与されていた。
それから4日間、昼頃に先生が病室に来られるが、深刻そうな表情で「原因が不明」と言われるので心細くなり、喉頭ガンか食道ガンかもと勝手に想像していた。
5日目の昼時だった。先生が来室。「採血検査で原因が判明しました」とにっこりされている。そこで信じられない病名を知るところとなった。「栄養失調」で鉄分不足ということで、点滴の中に「亜鉛」の成分を加えると処方され、その後は劇的に症状が改善、それから4日後には退院することが出来た。
考えてみれば前述したように食事の摂取が不足していた事実があり、微熱で食欲もなかったことから体重がダウンしていたこともあった。こんな時代に「栄養失調」という診断に恥ずかしい思いを抱いたが、病的な偏食のある食生活も原因していたようである。
今日の写真はお世話になった「大阪赤十字病院」を。
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