病院で処方された薬を貰った際に「いざというときのための備えとして~」と書かれたプリントが添付されていたが、高齢になって薬を服用している人が多いようなので、今日はそんな情報をリストアップすることにしよう。
「災害時にあなたは飲んでいる薬の名前が言えますか? お薬手帳を持ちましょう」という提案だが、過去に出張の多かったところから、服用している薬の情報については常に携帯しており、九州のホテルから病院へ救急車で搬送された際にも車内で隊員に渡して確認して貰った体験もあるし、運ばれた病院でも対応するまでの時間が短縮されたように思えたので大切であると確信している。
『こんな時に安心!』
「転居なしで新しい医療機関にかかる時」
「薬局で薬を購入する時」
「休日診療所や救急医療機関を受診する時」
「旅行や出張中に体調が悪くなり、受診することになったり薬を購入する時」
「災害に遭った時」
『薬手帳の役割』
「他院の薬との重複や飲みあわせをチェックします」
「服用薬の流れがわかります」
「自分の体調、副作用やアレルギー歴を記入して知らせることが出来ます」
「複数の病院の薬をまとめて管理できます」
「本人以外の、代理で薬をもらいに行った人も安心して薬を貰えます」
『記載すると便利なこと』
「薬を服用した時の病状や体調の変化」
「血圧など毎回の検査値」
「以前合わなかった薬」
「お薬についてわからないこと、その他質問したいこと」
「お薬を飲んでいて困ったこと」
健康手帳として利用することが出来たらよいと提案されているのに、病院から発行された処方箋を持って薬局を訪れる度に持参していないことに気付くのだから困ったものだが、薬の服の中に必ず入っている薬の名前や副作用の情報などが記載されているプリントはいつも携行するようにしている。
ポケットの中にカード類を収めている手帳機能のあるノートがあるが、カードの枚数を数えてびっくりした。航空会社のマイレージも数枚あるが、クレジットカードの他の大半が病院の診察券。まるで趣味で集めているぐらい入っていたからである。
友人が服用している「血液サラサラ」になる薬で、医師から「グレープフルーツとほうれん草は避けるように」と指導されたそうだが、私が毎日服用している血圧降下剤にも「グレープフルーツ」に関して効力が強くなる危険性があると書かれていたので要注意である。
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