先月、深いご仏縁のあった方のお通夜と葬儀に参列した。中学生時代から可愛がっていただいた歴史があり、数年前に先立たれた奥様には小説「葬儀屋七万歩才のあの世の旅」の原稿の添削をお願いしたこともあり、ずっと交流が続いていた。
高校時代のこの時期だった。日曜日に日帰りスキーにご一緒することになり、その人物の愛車であったマツダ「キャロル」のキャリーにスキー板を固定して目的地へ向かった。
当時はまだ名神高速道路も開通しておらず、大阪からスキーに行くには伊吹山かマキノが近い立地だった。
琵琶湖の西側を走行してマキノの近くまで走ったら、途中から予想もしなかった大雨。もっと北に上がったら雪になるかもと祈るような心情で敦賀付近まで行ったが、雨がいよいよ強くなってどうにもならず、そのまま帰阪することになった。
20代の終わりの頃、トヨタのクラウンに「ロイヤルサルーン」というのが登場した。それまでは「スーパーサルーン」が最上級車だったが、「2600cc」のエンジンを搭載し当時では話題を集めた車だった。
納車されてからしばらくした頃、九州へ行く予定があり、その人物に話したら「福岡の親戚に行く用事があるから一緒に行く」ということになり出掛けたのだが、まだ中国自動車道が開通する前であり、交通量の多い山陽を走る2号線を避け、山陰を走る9号線を選択した。
途中で1泊する必要があったので選んだのが島根県「玉造温泉」の「長楽園」で、中庭のびっくりするような大浴場が印象に残っている。
クラウン「ロイヤルサルーン」は3台乗り換えた歴史があるが、2台目の時に排ガス規制の問題から今では想像も出来ないような出力ダウンになり、加速が別の車になったように悪くなったことを憶えている。
3台目は「2800cc」に排気量がアップして改善されたが、35歳まで約8年間を3台のクラウンに乗っていたことになる。
中国自動車道が開通して間もなくのこと、1台目のクラウンで夜間に広島付近を走行していたらヘッドライトが徐々に暗くなって異変を感じ、サービスエリアのガソリンスタンドでチェックして貰うとファンベルトが緩くなって発電が弱い状態になっていることが判明し、そのまま明るくなるまで車内で仮眠して出発することになった。
九州の目的地で所用を済ませ、ハンドブックを開けてトヨタのサービスステーションを調べたら、偶然にすぐ近くにあることが分かり、そのまま立ち寄ることにした。
ボンネットを開けたスタッフの人から「あちらでお待ちください」と言われてサービスコーナーへ行ったら、コーヒーを出してくれてびっくりするサービスを受けた。
30分ほどでファンベルトの交換が終わったが、修理費用を確認したら「無料です」と言われて驚いた。事情を聞いてみると保障期間中だったそうだが、何か得したような気がした。
NHKの大河ドラマで幕末の物語を放送しているが、九州に車で出掛けて夕方の復路となると、ちょうど時間的、距離的にも恵まれていて何度も立ち寄った温泉が湯田温泉である。
中国自動車道の小郡インターから幹線道路を約20分、温泉旅館が両側に並んでいる。「西の雅常盤」「かめ福」なども利用したが、最も多く利用したのは「松田屋」で、幕末の志士達がよく利用していた歴史もあり、「維新の湯」というこじんまりとした浴場に入ったこともある。
「維新の湯」は今は家族風呂として提供されているみたいだが、昔はそうでなかったような記憶がある。このホテルには明治維新に関する資料も展示されていたし、夕食の時に部屋で担当してくださった仲居さんが著名な文人の名前について解説。その人物がよく利用していた部屋に入っていることを知った。
今日の写真は再掲だが「坂本龍馬」を。
高校時代のこの時期だった。日曜日に日帰りスキーにご一緒することになり、その人物の愛車であったマツダ「キャロル」のキャリーにスキー板を固定して目的地へ向かった。
当時はまだ名神高速道路も開通しておらず、大阪からスキーに行くには伊吹山かマキノが近い立地だった。
琵琶湖の西側を走行してマキノの近くまで走ったら、途中から予想もしなかった大雨。もっと北に上がったら雪になるかもと祈るような心情で敦賀付近まで行ったが、雨がいよいよ強くなってどうにもならず、そのまま帰阪することになった。
20代の終わりの頃、トヨタのクラウンに「ロイヤルサルーン」というのが登場した。それまでは「スーパーサルーン」が最上級車だったが、「2600cc」のエンジンを搭載し当時では話題を集めた車だった。
納車されてからしばらくした頃、九州へ行く予定があり、その人物に話したら「福岡の親戚に行く用事があるから一緒に行く」ということになり出掛けたのだが、まだ中国自動車道が開通する前であり、交通量の多い山陽を走る2号線を避け、山陰を走る9号線を選択した。
途中で1泊する必要があったので選んだのが島根県「玉造温泉」の「長楽園」で、中庭のびっくりするような大浴場が印象に残っている。
クラウン「ロイヤルサルーン」は3台乗り換えた歴史があるが、2台目の時に排ガス規制の問題から今では想像も出来ないような出力ダウンになり、加速が別の車になったように悪くなったことを憶えている。
3台目は「2800cc」に排気量がアップして改善されたが、35歳まで約8年間を3台のクラウンに乗っていたことになる。
中国自動車道が開通して間もなくのこと、1台目のクラウンで夜間に広島付近を走行していたらヘッドライトが徐々に暗くなって異変を感じ、サービスエリアのガソリンスタンドでチェックして貰うとファンベルトが緩くなって発電が弱い状態になっていることが判明し、そのまま明るくなるまで車内で仮眠して出発することになった。
九州の目的地で所用を済ませ、ハンドブックを開けてトヨタのサービスステーションを調べたら、偶然にすぐ近くにあることが分かり、そのまま立ち寄ることにした。
ボンネットを開けたスタッフの人から「あちらでお待ちください」と言われてサービスコーナーへ行ったら、コーヒーを出してくれてびっくりするサービスを受けた。
30分ほどでファンベルトの交換が終わったが、修理費用を確認したら「無料です」と言われて驚いた。事情を聞いてみると保障期間中だったそうだが、何か得したような気がした。
NHKの大河ドラマで幕末の物語を放送しているが、九州に車で出掛けて夕方の復路となると、ちょうど時間的、距離的にも恵まれていて何度も立ち寄った温泉が湯田温泉である。
中国自動車道の小郡インターから幹線道路を約20分、温泉旅館が両側に並んでいる。「西の雅常盤」「かめ福」なども利用したが、最も多く利用したのは「松田屋」で、幕末の志士達がよく利用していた歴史もあり、「維新の湯」というこじんまりとした浴場に入ったこともある。
「維新の湯」は今は家族風呂として提供されているみたいだが、昔はそうでなかったような記憶がある。このホテルには明治維新に関する資料も展示されていたし、夕食の時に部屋で担当してくださった仲居さんが著名な文人の名前について解説。その人物がよく利用していた部屋に入っていることを知った。
今日の写真は再掲だが「坂本龍馬」を。
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