最近は国際線でもＬＣＣが潮流となっているが、到着便が遅延したことから欠航になるケースもあり、入手した時の条件で次の日の便まで空港で一夜を過ごした人もいるので大変である。
一般の航空会社で欠航が発生した場合には、空港の近くホテルを無料で提供してくれたり食事券を発行してくれることもあるが、ＬＣＣを利用する場合には最悪の想定をしておく覚悟も必要のようだ。
因みに３クラスのチケットのアルファベット表記を参考までに下記しておこう。
ファーストクラス Ｆ・Ａ
ビジネスクラス Ｊ・Ｃ・Ｄ・Ｉ
エコノミークラス Ｙ・Ｂ・Ｈ・Ｋ・Ｍ・Ⅼ・Ⅴ・Ｓ・Ｎ・Ｑ・Ｏ
ファーストクラスで「Ｐ」というケースもあるが、国際線のチケットは探してみると信じられない価格設定で販売されていることもあるのでしっかりと調べることが重要だ。
知人がニューヨークからアメリカ系の航空会社のビジネスクラスを予約、搭乗して自分の席に行ってみたら軍服姿の黒人が座っており、ＣＡに伝えたら「事情があってあなたは変更していただくことになった」と言われ、機外へ出ることになり搭乗口の窓口まで行くと、３時間後に出発する日本航空に変更したそうで、預けた荷物だけが先に成田空港へ到着するというハプニングを体験している。
日本の航空会社の場合はダブルブッキングということは少ないが、アメリカの航空会社ではキャンセルを予め見込んでいるところからこんなケースが起きる場合があるので要注意だが、我々日本人では考えられないことである。
３０年以上前に実際に体験したことだが、友人ファミリーと関東地方へ車中一泊、ホテル２泊と行く行程で友人が旅行会社で手配したのだが、大阪駅から寝台急行「銀河」を利用して東京に着き、東京タワーと浅草寺に参拝して浅草駅から東武特急「きぬ」に乗車したら、指定されていた８人分の全ての席に人が座っており、互いの指定券を確認したらどちらも同じだったので驚いたが、車掌さんの配慮で別々の車両にバラバラで目的地まで行くことになった。
鬼怒川温泉で宿泊し、日光東照宮と華厳の滝を見学して東京に戻り、新宿から小田急のロマンスカーで箱根まで利用するのに心配していたら、東武特急のようにはならなかったので安堵した。
帰阪してから大手旅行会社に勤務する友人に体験談を話したら、小規模な旅行会社がこんな対応をしてしまうこともあるそうで、東武特急の指定券だけが取れなかったら全ての行程が完成しないのでブッキングを承知で対応したと想像されたが、もしも満席だったらどうなったのだろうかと思った体験だった。
国内線でもダブルブッキングが起きてしまうこともあり、出発前の機内放送で１便後のご搭乗いただければキャッシュバック１万円というアナウンスが流れたこともあった。
関西空港は預けた荷物へ対応が優れていると世界的に知られているが、今日のニュースでニューヨークの空港で預けた荷物から現金や貴重品を盗んでいたのが空港職員だったと報道していた。利用客からのクレームが多くて映像カメラを仕掛けていたら、犯行に及ぶ光景が何人も発覚し、検挙に至ったという出来事だったが、外国の空港では荷物が行方不明ということも少なくないので気を付けよう。
今日の写真は東北新幹線のグランクラスの車内を。
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