「ジパング倶楽部」から定期的に送られて来る情報誌が届いた。「おとなび」のパンフレットも同封されていたが、目が不自由なので過去に「おとたび」と書いていたような気がするのでもしもそうだったら訂正を。
「おとなび」と特集企画のパンフレットに「トワイライト・エクスプレス」が掲載されていた。「今回の列車は全客室スイート・ロイヤルでご案内」とあり、行先は大分・由布院となっていた。
往路での利用と復路での利用の2コースがあり、前者はロイヤルで「25万円」。スイートで「30万円」。後者はロイヤル「24万円」・スイート「29万円」となっていた。
往路利用のコースは次のようになっている。
7月5日大阪10:05分発、次の日の15:26分に大分着。バスで由布院へ移動後、宿泊。次の日の14:16分由布院発「特急ゆふ」で博多16:33分着。16:48分発「のぞみ」グリーン車で新大阪19:18分着。
復路利用は7月6日9:29分新大阪発「のぞみ」グリーン車で博多11:59分着。12:20分発「特急ゆふ」で14:41分由布院着、タクシーで旅館へ移動後宿泊。次の日の8:15分頃バスで大分へ向かい、9:23分発の「トワイライト」に乗車。次の日の14:05分に大阪着。
宿泊する旅館は「38000円」の追加料金で由布院の御三家と言われる「玉の湯」「亀の井別荘」「無量塔(むらた)」に変更出来る「くつろぎプラン」も設定されている。
上述の料金は一人分なので2人なら2倍になるので高額だ。日本旅行との共同企画となっていたが、列車内での食事は朝食1回、昼食2回、夕食1回となっている。
メニューの特徴として紹介されていたのが「香川産ホワイトアスパラとキャビア」「香川産マダコのベーニエ」「ブルーチーズのコルネ」「明石産穴子と加茂茄子のミルフィーユ山椒風味」「自家製ゼリーコンソメと淡路産玉葱のヴルーテ」「海の幸の恵み~ブイヤーベース」「但馬牛のグリエと山口産『長州産かしわ』のオーブン焼き」「パティシエ エス コヤマ特製デザート」「プチフール」「食後のコーヒー」となっていたが、狭い列車の厨房でこんな料理がとびっくりである。
パンのプロデュースも著名な選択がされているし、ウェルカムワインやジュースも準備されているそう。時間と経済的に余裕があればと思うが、この予算で温泉巡りをすればもっと有意義にという考え方もあるだろう。
ただ言えることは、列車が単なる移動手段ではないという潮流である。来年には特別観光列車の登場も話題となっている。この世に存命している内にこんな旅も体験したいと思ってしまう。
今日の写真は「トワイライト・エクスプレス」のスイートを。
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「豪華な旅」へのコメントを投稿してください。