JR大阪環状線の弁天町駅に隣接する「鉄道科学博物館」が今日で閉館となった。惜しんだ多くの人達で賑わうニュース映像が流れていたが、オープンしてから52年目だったことを知って過去を振り返っていた。
友人ファミリーと子供達を大勢連れて行ったこともあるが、当時は駅前の高層ホテルやマンションも建っていなかった。
営業不振や老朽化で閉鎖したのではないそうで、再来年にオープンする京都の鉄道博物館に合流するみたいだが、全国各地に存在している鉄道関連の博物館は何処も集客率が高いというニュースもあった。
一方で、東日本大震災で壊滅的な被害が出ていた「三陸鉄道」が全通した明るいニュースもあった。ネットの中の震災の記録写真に悲惨な線路や駅の光景があるのを見たことがあるが、よくぞ復旧したものだと拍手を送りたい。
復興に取り組まれる地元の人達にも歓迎されているだろうが、20年間赤字経営だったと報じていたことが心配で、他府県の人達が一人でも多く出掛けて利用する協力も必要だろう。
「気仙沼」から「盛」までは「BRT」システムというバスルートで結ばれているが、「気仙沼」から「石巻」方面へ向かう気仙沼線は被害が甚大で、ここでも「BRT」が列車の代行をしている。
「BRT」は一部で専用道路を走行するところから渋滞に巻き込まれることもなく、列車のような定時運転が可能だが、一日も早い復興を祈りたい。
テレビで女子プロゴルフの中継を観ていた。ホールのあちこちで桜が咲いており、フェアウェイに花びらがいっぱい落ちているのも目に留まった。
会場となっているのは静岡県のヤマハ関連の「葛城」ゴルフ倶楽部だが、「清水次郎長」に登場して来る「石松」の出身地である「森」のすぐ近くで、近くに有名な菖蒲園があり、過去に立ち寄ったこともある。
桜とゴルフで思い出すのは三重県にある「スリーセブン」というゴルフ場。知人のホームコースで招待してくれたのがこの季節で、スタートホールがティーグランドからグリーンまで全てを桜並木が取り囲む見事なホールだったが、グリーンの上で難儀したのが花びら。ボールの転がるライン上にあって影響されることと、ボールを拾い上げるためにマークしたものが分からななくなるので大変だった。
この「スリーセブン」というゴルフ場にはもう一つの珍しい売り物があった。バンカーの砂がブルーやピンクのカラーだったからで、関西のゴルフファンの間では「話の種に一度は」というコースとなっていた。
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