こんな不可思議な専門家の意見はおかしい筈。着陸しようとする飛行機の速度は新幹線「のぞみ」並みで、秒速にすれば1秒で75メートルぐらい進むことになり、13秒少々で到達するのだから大変ではないか。どうやら責任逃れの保身的な発言だったように思える。
一般的な旅客機は、離陸時に一気に加速するところから所謂「G」を感じるが、離陸する時の速度が270キロ程度と言われており、その後の数秒で500キロ近いスピードに達しているのだから凄い加速力である。
シドニーからパースへ向かう機内で座席のナビを見ていたが、着陸時の高度や速度を確認したのは初めてのこと。高度300メートルぐらいで時速300キロだったことを憶えている。
中東の混乱から原油価格が高騰し、航空会社が設定している燃料費などのサーチャージも高くなっている。過日の日本航空は6万円以上だったのでびっくりしたが、2日前のニュースに信じられない話題があった。それはマレーシアを拠点とする新しいLCC航空が発表したキャンペーンの金額だが、成田とバンコク間で1万円以下というもので、サーチャージを含んでいると書かれていたので驚いた。
LCC航空の潮流から航空運賃の低下は歓迎だが、遅延したりして乗り継ぎ便に間に合わなかった体験をされた人達も少なくなく、一面にあるデメリットも覚悟する必要もあるようだ。
九州から関西空港までLCC航空を利用した友人がいたが、遅延したお蔭で関西空港からの電車がなく、仕方なくタクシーで帰宅して高くついたと嘆いていたこもあった。
機材の不具合から欠航になれば代替機がない問題や、他社への振り替えが出来ないこともあり、予想もしなかった事態に陥ってしまうこともあるようだし、利用する場合にはそんな想定も考慮しておく必要があるようだ。
近々に大手航空会社に提案したい問題がある。周囲の人達の意見を聞いてみたら全員に歓迎と賛同の言葉を貰ったのでやる価値があるようだ。話が進んだらこのコラムでも紹介申し上げるが、誰もこれまで気付かなかったことである。
今日の写真は日本航空771便・772便で18時間を過ごした機内のもの。シェルフラットと呼ばれるシートで、後方の席の人に遠慮なくシートが倒せるメリットは有り難いものである。
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