日本全国G・wの最中、国民大移動であちこちに事故のニュースも。イベントの会場で設営したパイプスタンドが強風で倒れたり、遊具が落下したり部品の落下で被害に遭った人もいるし、高速道路での多重事故も起きていた。
そんな中、15歳の少年の運転する軽自動車が信号無視で大型トラックと衝突。定員4人に5人が同乗、深夜に無免許というのだから巻き込まれたら災難である。
家族でBBQをするケースも多く、その帰路時間を選んで飲酒運転の取り締まりを実施しているニュースもあった。
悲しい事故が全国で起きているのに飲酒運転をする人は多く、最近は警察側がキャンペーンをしなければならない問題も浮上している。それは、1%を売り物にするチューハイなどの販売が登場したことで、取り締まる方はそれでも「飲んだら乗るな」と指摘しているが、飲食業界は積極的に売り込む表示もあって物議となっている。
ハンドルを手にするなら一滴でも飲むなと言うのが持論だが、自分に甘い人達がつい誘惑に負けているような気がする。
随分昔からゴルフコンペの主催をしていたが、案内資料には必ず運転する人は乾杯もお茶かジュースでと明記していたぐらいで、様々な会合で挨拶したり乾杯の発声を担当する時はそのことについて啓蒙することも行って来た歴史がある。
悲しいお通夜や葬儀を担当したことが何度もあるが、事件や事故の被害者のケースではその場から逃げ出したくなるし、葬儀という仕事に従事したことを後悔して来たので「加害者になるな」「被害者になるな」と伝えたい訳である。
飲酒運転で事故を起こした人達は反省で済まない後悔の心情を抱いているだろうが、それこそ「時すでに遅し」という現実であり、被害者側だけではなく自身の周囲にも不幸を及ぼしているのである。
「人生は反省で済む範囲内で。後悔することは絶対にするな」と説いて来たが、それらは前述した悲しい葬儀の光景を体感しているからで、「そこまでだから」「このぐらいの酒量だったら」「この時間なら検問はしていないだろうから」「速度を抑えて運転するから」なんて勝手な判断行動で取り返しの付かない加害者になってしまう現実を知って欲しい。
医師、教育関係者、警察官、公務員、議員という立場にありながら飲酒運転で事故を起こしたケースも少なくないが、同僚の人や上司の立場の人は嘆いていると想像するが、「飲んだら乗るな」「飲むなら乗るな」という当たり前のことを守れない人が存在することも理解するべきで、何より法を遵守しない人が悪いが、周囲にそんな行動をしないような環境を訴える姿勢も重要である。
私が加盟している組織団体は葬儀のプロ達の協会だが、メンバー全員が事故や事件の被害者の悲しい葬儀を体験しており、それらが1件でも減ることを願って「命の教育」や「あの世の教育」を積極的に展開している。
この稿をご笑覧くださる皆様も、周囲にそんなことを伝えていただければと願い上げている。
今日の写真は北陸新幹線上越妙高駅から結ばれ、在来線を走っている観光列車「越乃SYU―KURA」である。過去に新潟県に講演に出掛けたら「越乃寒梅」というお酒をお土産にいただき、帰阪してから数日後に新潟産の特別なお米を送ってくださったことがあり、米処、酒処を物語る列車名と思える。
そんな中、15歳の少年の運転する軽自動車が信号無視で大型トラックと衝突。定員4人に5人が同乗、深夜に無免許というのだから巻き込まれたら災難である。
家族でBBQをするケースも多く、その帰路時間を選んで飲酒運転の取り締まりを実施しているニュースもあった。
悲しい事故が全国で起きているのに飲酒運転をする人は多く、最近は警察側がキャンペーンをしなければならない問題も浮上している。それは、1%を売り物にするチューハイなどの販売が登場したことで、取り締まる方はそれでも「飲んだら乗るな」と指摘しているが、飲食業界は積極的に売り込む表示もあって物議となっている。
ハンドルを手にするなら一滴でも飲むなと言うのが持論だが、自分に甘い人達がつい誘惑に負けているような気がする。
随分昔からゴルフコンペの主催をしていたが、案内資料には必ず運転する人は乾杯もお茶かジュースでと明記していたぐらいで、様々な会合で挨拶したり乾杯の発声を担当する時はそのことについて啓蒙することも行って来た歴史がある。
悲しいお通夜や葬儀を担当したことが何度もあるが、事件や事故の被害者のケースではその場から逃げ出したくなるし、葬儀という仕事に従事したことを後悔して来たので「加害者になるな」「被害者になるな」と伝えたい訳である。
飲酒運転で事故を起こした人達は反省で済まない後悔の心情を抱いているだろうが、それこそ「時すでに遅し」という現実であり、被害者側だけではなく自身の周囲にも不幸を及ぼしているのである。
「人生は反省で済む範囲内で。後悔することは絶対にするな」と説いて来たが、それらは前述した悲しい葬儀の光景を体感しているからで、「そこまでだから」「このぐらいの酒量だったら」「この時間なら検問はしていないだろうから」「速度を抑えて運転するから」なんて勝手な判断行動で取り返しの付かない加害者になってしまう現実を知って欲しい。
医師、教育関係者、警察官、公務員、議員という立場にありながら飲酒運転で事故を起こしたケースも少なくないが、同僚の人や上司の立場の人は嘆いていると想像するが、「飲んだら乗るな」「飲むなら乗るな」という当たり前のことを守れない人が存在することも理解するべきで、何より法を遵守しない人が悪いが、周囲にそんな行動をしないような環境を訴える姿勢も重要である。
私が加盟している組織団体は葬儀のプロ達の協会だが、メンバー全員が事故や事件の被害者の悲しい葬儀を体験しており、それらが1件でも減ることを願って「命の教育」や「あの世の教育」を積極的に展開している。
この稿をご笑覧くださる皆様も、周囲にそんなことを伝えていただければと願い上げている。
今日の写真は北陸新幹線上越妙高駅から結ばれ、在来線を走っている観光列車「越乃SYU―KURA」である。過去に新潟県に講演に出掛けたら「越乃寒梅」というお酒をお土産にいただき、帰阪してから数日後に新潟産の特別なお米を送ってくださったことがあり、米処、酒処を物語る列車名と思える。
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