青森県のある市議会で、20人の議員の内15人が選挙違反の疑いで大変なことになり、逮捕された最初の5人の議員に対する補欠選挙が告知されたが、地元の有権者の方々が受けたインタビューに口を揃えたように「恥ずかしい」と答えていた。
マスメディアの取材によるとこの地独特の「津軽選挙」という言葉があるそうで、投票するなら見返りがあって当然という風潮もあり、そんな土着した風習が今でも続いていたようである。
随分昔のことだが、地方から大阪へ転居して来た友人がいた。彼は数年前に病気を患って亡くなってしまったので寂しいが、津軽のニュースを観ながら彼のことを思い出すことになった。
彼が青春時代や新婚時代を過ごしたのは田舎だったが、その地の選挙が大変だったそうで、告知される前から暗くなると田や畑の十字路にはキャンプファイアーみたいな焚火が見られ、何処かの家に勧誘に行く人達がないように監視をするのが常だったようだし、候補者の応援で手伝う人達が事務所に行くと、用意されていたエプロンのポケットに1万円札が入っていたというのだからびっくりする話である。
町会議員や村会議員の選挙結果の記事を目にしたこともあるが、百数十票で当選というケースもあり、もっと定数を減らすべきではと思ってしまったが、狭い日本でも海から山奥まで様々な選挙が行われているようである。
新しい政党が出来て「旋風」なんて言葉でマスメディアの見出しで目にすることがあるが、大きな台風でも単なる低気圧になってしまうのが現実。旋風が続くことは簡単ではないようで、政治の世界が人気投票になったら大変ということを物語っているように思える。
何処かの議員が記者会見で号泣していて世界中に恥を晒したが、議員報酬に関する問題を感じた人も多かったと想像する。政治の世界で行われる選挙にあって、議員が単なる就職先の一つとして考えられたら最悪で、赤貧だった遠い昔の議員が存在したことも学びたいものである。
今日の写真はパース空港国内線のカンタスクラブの室内で、キャンベラへ出発する前に撮影したもの。夕方の便を利用したので甘いジュースなどを飲んでいた。
マスメディアの取材によるとこの地独特の「津軽選挙」という言葉があるそうで、投票するなら見返りがあって当然という風潮もあり、そんな土着した風習が今でも続いていたようである。
随分昔のことだが、地方から大阪へ転居して来た友人がいた。彼は数年前に病気を患って亡くなってしまったので寂しいが、津軽のニュースを観ながら彼のことを思い出すことになった。
彼が青春時代や新婚時代を過ごしたのは田舎だったが、その地の選挙が大変だったそうで、告知される前から暗くなると田や畑の十字路にはキャンプファイアーみたいな焚火が見られ、何処かの家に勧誘に行く人達がないように監視をするのが常だったようだし、候補者の応援で手伝う人達が事務所に行くと、用意されていたエプロンのポケットに1万円札が入っていたというのだからびっくりする話である。
町会議員や村会議員の選挙結果の記事を目にしたこともあるが、百数十票で当選というケースもあり、もっと定数を減らすべきではと思ってしまったが、狭い日本でも海から山奥まで様々な選挙が行われているようである。
新しい政党が出来て「旋風」なんて言葉でマスメディアの見出しで目にすることがあるが、大きな台風でも単なる低気圧になってしまうのが現実。旋風が続くことは簡単ではないようで、政治の世界が人気投票になったら大変ということを物語っているように思える。
何処かの議員が記者会見で号泣していて世界中に恥を晒したが、議員報酬に関する問題を感じた人も多かったと想像する。政治の世界で行われる選挙にあって、議員が単なる就職先の一つとして考えられたら最悪で、赤貧だった遠い昔の議員が存在したことも学びたいものである。
今日の写真はパース空港国内線のカンタスクラブの室内で、キャンベラへ出発する前に撮影したもの。夕方の便を利用したので甘いジュースなどを飲んでいた。
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