前号で触れた「3007便」のビジネススイートの写真を掲載するが、席の前の画面が随分と大きいことが分かるだろう。また、通路側の隣席が少し後方に下がっていることも確認出来るだろうが、この窓側の席に入るまでに狭い通路を横になりながら通るのでスマートでなければ大変だ。もしも100キロもある人なら通路側の席しか無理だろう。
さて、今回のシドニー往復で利用した「777-200型機」だが、この路線は昨年の12月から「787型機」が導入される予定だった。一連の問題発覚で機材変更を余儀なくされてしまった訳だが、「787型機」ならシェルフラット・ネオという新しいシートとなっていた。ただ中型機なので搭乗者数が減ってしまう事情があり、利用者が少なくなりつつあるオセアニア線への導入を積極的に考えたようだが、想定外の問題から大変な見込み違いが生じたようである。
787型機は羽田から伊丹まで全日空機で利用したことがあるが、天井が高いので広く感じたことと、ハイテク機の骨頂みたいな窓ガラスの仕掛けにはびっくりさせられた。シャッターやブラインドがなく、壁にボタンがあるだけ。それを押さえたら窓ガラスが徐々に色が変化して外が見えなくなるようなシステムだった。
そうそう、シートのことで不思議なものがあった。シドニーからパースまで利用したカンタス航空「575便」のビジネスクラスだが、2+3+2となっているのに、3席シートの中央の席は背もたれだけで、座る部分がテーブルみたいになっており、搭乗客が書類を置くのに使っていた。
それはまるで一人客のために設定された環境で、それがビジネスの意味なのかと思った5時間だった。
オーストラリアはワインが豊富で、特に赤ワインの人気が高いようで、搭乗する度に客室乗務員に勧められたが、もしも飲んでいたら現地の病院に間違いなく入院して絶食生活を強いられて点滴を受けていただろうと想像する。
昨年に入院したのは8月1日だったが、今月の今頃から腹部に異変を感じていた。全国各地に在住している友人や同業者達が偶然のように来阪されることがあり、連日「天ぷら」料理や大好物である野菜の「串カツ」を食していたし、同時にあまり飲めないのに生ビールでお付き合いをしていたことも事実である。
ある日の深夜に肩に激痛を感じたのが始まり。次の朝には嘘みたいに解消。数日後にぎっくり腰みたいな腰痛が始まり、寝返りさえ出来ない激痛を感じ始めたが、これも就寝時だけで3日後には解消した。
まちがいなく何かが起きていると感じ出したのは、それから数日後のこと。近所の人達に誘われてお好み焼きを食べに行った際に生ビールの小ジョッキを一杯飲んだら腹部に鈍痛を感じ始めた。それが病気の赤信号だった。
「偶然」という言葉を前述したが、これも「必然」だったのかもしれないと思っている。様々な病気に対して神経質なぐらい気を付けていた筈なのに、この病気について全く理解していなかった。入院して4日間絶食したのにネットで病気のことを調べる行動もしなかった。それが12月再発入院につながった訳だが、今回の旅行で一滴もアルコールを飲まなかったのはそんな体験からだった。
あちこちの外国に行くと驚くのはレストランで注文した際に出て来る料理の量。3人分ぐらいあるのだから半端じゃなく、何処かの航空会社が乗客の体重によって航空運賃を変えるというのも理解するに至る。
アメリカやハワイに超肥満の人達が多いが、オーストラリアも目立って多かった。やはり食生活は重要で、そこに文化という歴史が形成されて行くような気がした。
安倍総理がニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニアを訪問するというニュースがあった。パースで再会した女性がそのことに触れていたが、鹿児島市と姉妹提携を結んでいるところから日本語教育協会の会長に就任している彼女は何度も鹿児島市長と会っていた。今回の総理訪問で彼女が接する機会があるのだろうかと興味を覚えている。
さて、今回のシドニー往復で利用した「777-200型機」だが、この路線は昨年の12月から「787型機」が導入される予定だった。一連の問題発覚で機材変更を余儀なくされてしまった訳だが、「787型機」ならシェルフラット・ネオという新しいシートとなっていた。ただ中型機なので搭乗者数が減ってしまう事情があり、利用者が少なくなりつつあるオセアニア線への導入を積極的に考えたようだが、想定外の問題から大変な見込み違いが生じたようである。
787型機は羽田から伊丹まで全日空機で利用したことがあるが、天井が高いので広く感じたことと、ハイテク機の骨頂みたいな窓ガラスの仕掛けにはびっくりさせられた。シャッターやブラインドがなく、壁にボタンがあるだけ。それを押さえたら窓ガラスが徐々に色が変化して外が見えなくなるようなシステムだった。
そうそう、シートのことで不思議なものがあった。シドニーからパースまで利用したカンタス航空「575便」のビジネスクラスだが、2+3+2となっているのに、3席シートの中央の席は背もたれだけで、座る部分がテーブルみたいになっており、搭乗客が書類を置くのに使っていた。
それはまるで一人客のために設定された環境で、それがビジネスの意味なのかと思った5時間だった。
オーストラリアはワインが豊富で、特に赤ワインの人気が高いようで、搭乗する度に客室乗務員に勧められたが、もしも飲んでいたら現地の病院に間違いなく入院して絶食生活を強いられて点滴を受けていただろうと想像する。
昨年に入院したのは8月1日だったが、今月の今頃から腹部に異変を感じていた。全国各地に在住している友人や同業者達が偶然のように来阪されることがあり、連日「天ぷら」料理や大好物である野菜の「串カツ」を食していたし、同時にあまり飲めないのに生ビールでお付き合いをしていたことも事実である。
ある日の深夜に肩に激痛を感じたのが始まり。次の朝には嘘みたいに解消。数日後にぎっくり腰みたいな腰痛が始まり、寝返りさえ出来ない激痛を感じ始めたが、これも就寝時だけで3日後には解消した。
まちがいなく何かが起きていると感じ出したのは、それから数日後のこと。近所の人達に誘われてお好み焼きを食べに行った際に生ビールの小ジョッキを一杯飲んだら腹部に鈍痛を感じ始めた。それが病気の赤信号だった。
「偶然」という言葉を前述したが、これも「必然」だったのかもしれないと思っている。様々な病気に対して神経質なぐらい気を付けていた筈なのに、この病気について全く理解していなかった。入院して4日間絶食したのにネットで病気のことを調べる行動もしなかった。それが12月再発入院につながった訳だが、今回の旅行で一滴もアルコールを飲まなかったのはそんな体験からだった。
あちこちの外国に行くと驚くのはレストランで注文した際に出て来る料理の量。3人分ぐらいあるのだから半端じゃなく、何処かの航空会社が乗客の体重によって航空運賃を変えるというのも理解するに至る。
アメリカやハワイに超肥満の人達が多いが、オーストラリアも目立って多かった。やはり食生活は重要で、そこに文化という歴史が形成されて行くような気がした。
安倍総理がニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニアを訪問するというニュースがあった。パースで再会した女性がそのことに触れていたが、鹿児島市と姉妹提携を結んでいるところから日本語教育協会の会長に就任している彼女は何度も鹿児島市長と会っていた。今回の総理訪問で彼女が接する機会があるのだろうかと興味を覚えている。
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