ⅬCCのピーチ航空やバニラ航空の欠航が話題を呼んでいるが、ミニスカート問題で注目をされたスカイマークが新機材の導入で物議になっている。国側の認可が遅れているからで、三回目の延長を余儀なくされ、予約されていた人達への払い戻しが行われているが、仏の顔も三度までとかいう言葉が囁かれているようだ。
スカイマークの導入予定機は大型機だが、座席のピッチを20センチほど広くしたグリーンシートを売り物にするもので、快適さを選択の中の強いキーワードと考えているようだ。
国内線のシート問題は、日本航空や全日空がスーパーシートを設定していた時期があったが、確か当時は普通席プラス6000円ぐらいだったと記憶している。
日本国内航空がレインボーシートを設定した歴史もあるが、その後に日本航空は普通席プラス1000円で少しだけゆったりとする「Jシート」を設定したが、これは完全に失敗した発想のような気がした。
考えてみれば30席を販売しても「30000円」の売上アップしかならず、スーパーシートで5席予約があれば同じなので勿体ないし、余裕のある乗客達はプレミアムクラスと名称変更をした全日空へ流れるようになった。
そんな日本航空が幹線にファーストクラスを設定したが、この人気が高いので予約が難しくなっている。
シートは東北新幹線や北陸新幹線に設定されているグランクラスと似通ったイメージだが、自分だけが特別なサービスを受けているような対応が特徴で、空港のラウンジ利用や優先搭乗、優先降機、優先荷物搬出というサービスも付加されている。
今日のニュースで中国東方航空が上海・武漢と静岡空港間に週4便から毎日運航すると発表していたが、富士山が世界遺産の対象となってから一気に観光客が増えたそうで、地元の肩入れも強いようである。
そんな静岡県には新幹線の駅が多いのに「のぞみ」が停車する駅は一つもないことが不思議である。
結びに意外なことを書いておこう。関西から富士山が見えるかと挑戦された人物がおられたが、奈良県と三重県の県境にある山の頂上から見えた記録があるそうだ。
ここで実際にクイズに出題された問題だが、名古屋から新幹線で東京に向かう時、初めて富士山が見えるのは左右どちらかということだが、答えは左ではなく「右」なので面白い。
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