一昨日の号で「お好み焼き」に関することに触れ、タイトルについては「麺ブーム」としていたが、それは「TEPPAN 健心」が焼きそばで参加していたから。「お好み焼き」からすると「粉もん」となる。
随分前だが、東京の新宿で「もんじゃ焼き」を体験したことがあった。関東圏の人達と一緒で勧められたので注文したが、「土手」という言葉が飛び交って周囲を堤防みたいにして囲んでいる。いつになったら焼き上がるのだろうかと思ったら、そのびちゃびちゃ状態で食べ始めたのでびっくりした。
話の種に少しだけ食べたが、すぐに「お好み焼き」を注文したことを記憶している。
管理人さんと2人で天王寺駅の上にある「お好み焼き店」に入った時のこと。大阪では「モダン焼き」と呼ぶソバを載せた広島風の物を注文したら、目の前の鉄板でソバを載せる前に女性スタッフがひっくり返してしまったのでびっくり。
「ソバは?」と聞いたら「忘れていました」ともう一度ひっくり返し、しばらくするとソバを持って来て乗せてくれたが、何やら不思議な感じがした。
この店では過去に面白い出来事があった。あちこちに店舗があって知られており、梅田にある本店を昔から利用していたこともあり、そんな話をした友人が「天王寺に支店が出来た」と教えてくれた。
そこで数日後に妻と立ち寄ることになったが、注文時に次のようなやりとりがあった。
「肉類は駄目なのでイカだけで焼きそばを」
「全て入っておりますのでイカだけというのはありません」
「料金は構いませんから肉類を省いてお願いします」
「奥で確認してきますからお待ちください」
そしてしばらくすると彼女がやって来て「対応出来ます。イカだけの焼きソバですね」となったのだが、厨房で焼き上がったものをテーブルの鉄板の上に運んで来たものは肉類が入っている。「イカだけでお願いした筈ですが?」と言うと、「そうでした。忘れていました」ともう一度厨房へ持ち帰ったが、それは肉類を抜く作業をしただけで、何と横着なと気分を害する出来事だった。
そんな体験を友人に話すと、すぐに本店へメールで送信したみたいで、返信された謝罪のメールを転送してくれた。
この時に何かのキャンペーン中で、ドリンクサービス券を2枚貰っていたが、それを管理人さんと生ビールを注文、もう一杯行きましょうかと追加したら、同じ中ジョッキなのにジョッキの大きさが異なっていて姑息な裏事情を知ることになった。
今日の写真は尾道で食べた広島風「お好み焼き」を。
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