「国民の祝日」とは、日本の法律「国民の祝日に関する法律」(祝日法)の第2条で定められた祝日のこと。
2015年現在、日本には1年に15日の国民の祝日がある。2016年には8月11日の「山の日」も追加される。
祝日法の「休日」のもう1つが「国民の休日」だ。前日と翌日の両方を祝日に囲まれた平日を指す。
これが起こりうるのは、現行法では9月の「敬老の日」と「秋分の日」に挟まれる平日のみ。「敬老の日」は「9月の第3月曜日」であるため9月15日から21日の間で移動する。一方で、「秋分の日」は「秋分日」が9月22日か23日のいずれかで移動する。これが、数年に一度、不定期に現れる。
2015年9月22日は、数年に1年のタイミングで国民の休日となった。法改正がない限り、次回、国民の休日が現れるのは、2026年(秋分日が9月23日の場合)となる。
そんな貴重な休日だったんだ。昨日の22日は・・・
今日の世界を形成するものの中にはイスラム圏で生まれたものが数多く存在するという。
「1001 Inventions」という本に出てくる1000年におよぶイスラム遺産の「忘れられた」歴史の中から紹介された10の発明。
外科手術
高名な医者ザフラウィは1000年頃、手術法について1500ページにおよぶ挿絵入りの事典を出版。その後500年にわたり、欧州で医学書として使われた。傷口を縫合する際、猫の内臓から作った糸を使うことを考案。以前は縫合後に糸を取り除く手術も必要だったが、その施術では糸が自然と消えた。また、初めて帝王切開を実施したり、鉗子(かんし)を作るなどしたとされる。
コーヒー
コーヒーは9世紀頃、イエメンで飲み始められた。当初は神秘主義スーフィズムの信奉者が深夜まで起きて礼拝するために使用した。後にカイロに伝えられると、すぐにイスラム帝国で流行。だが欧州に伝来するのは、ベネチア商人によってイタリアに持ち込まれた16世紀まで待たねばならない。
飛行装置
飛行装置を製造して飛ぶことを試みたのは、9世紀のアッバース・イブン・フィルナスが最初だという。鳥の着ぐるみのような翼のついた器具を考案した。スペインのコルドバで行われた飛行実験が有名で、わずかの間上方に向かったものの、すぐに地面に落ちて背骨を部分的に骨折した。このデザインが数百年後のレオナルド・ダ・ビンチの空への情熱に引き継がれている。
大学
859年、若きプリンセスのファーティマ・フィリが、モロッコ北部のフェズに学位授与を行う大学を初めて設立した。きょうだいのマリアムが隣に建立したモスクと合わせ、アルカラウィン大学兼モスクに発展。1200年後の現在も運営されている。
代数
代数という言葉は9世紀ペルシャの数学者、フワーリズミーの著書の題名に由来する。この新たな代数学は、古代ギリシャやインドの体系に基づき、有理数と無理数、幾何学的な量を統合するものだった。
光学
イブン・ハイサムは1000年頃、物体が反射する光が目に入ってくることでその物体が見えることを証明。目そのものから光が放たれるとするユークリッドやプトレマイオスの説を否定した。
音楽
イスラム圏の音楽は、カール大帝の時代から西洋に深い影響を与えてきたという。リュートやバイオリンの祖先ラバーブといった楽器は中東から欧州に伝わった。
歯ブラシ
ハサニ氏によれば、預言者ムハンマドが600年頃、歯ブラシの使用を一般に広めた。ミスワークという木の小枝を使って歯を磨き、息を清めたという。ミスワークに似た物質は今日の歯磨き粉でも使われている。
クランク
現代の多くの機械はイスラム世界で初めて実用化され、その一つがクランクだ。クランクは回転運動を直線運動に変換することで、重い物体を容易に持ち上げることを可能にする革命的な機構だった。12世紀にジャザリが考案すると全世界に広がり、自転車から内燃機関まで幅広く用いられた。
病院
病棟や教育機関を備えた現代の病院のあり方は、9世紀のエジプトに由来するという。この種の医療センターとして最初のものは、872年、カイロに設立されたアフマド・イブン・トゥルン病院。イスラム教の伝統に基づき、あらゆる人に無料で治療を施した。
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「やばい」という言葉の意味に異変が起きている。
私は「これはやばいな」と言えば「これは困ったことになった、大変だ」という意味で使う。
しかし、別の人は「これはやばいな」と言えば「これはめっちゃかっこいい」という意味で使う。
昔の刑事ドラマなら、犯人が「サツ(警察)が来た!やばい!ずらかれ(逃げろ)」というフレーズに違和感はないが、今のドラマでそれをやると意味がわからなくなる。
「警察がきた。かっこいい!逃げろ!」…何のことかい?である。
「やばい」は2つの相反する意味を持つ言葉になってしまったのだ。
10代の9割が「やばい」をすばらしい、良い、おいしい、かっこいいといった肯定的な意味で使っていることが、文化庁の国語に関する世論調査で明らかになった。
調査は今年1月から2月にかけ、全国の16歳以上の男女1,942人に行われた。
2004年度の調査では、肯定的に使ったことがある人の割合が、ない人を上回ったのは20代以下だけだったが、今回は30代以下に拡大した。
「本来は盗っ人仲間が隠語として使っていた言葉。肯定的に使うことで、より印象づける表現として広がっているのではないか」と同庁の担当者はみる。一方、70歳以上は5%が肯定的に使っていた。
なんとも“やばい”話ではないか。(どっちの?)
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