盛夏本番。ここ数日は今年に入って最も寝苦しい夜を過ごした人も多いと思う。
寝つきがよく(枕に頭をつけたら数秒後には寝入ってしまう)、通常は夜中に目を覚ますことがない私が、暑くて毎晩最低1回は目が覚める。
どうしてもエアコンと扇風機が頼りの毎日になっている。(自然の風に吹かれて眠りたい~)
先日、エアコンのタイマー設定の話題でコラムを書いた。あれからというもの、エアコンのタイマーは"5時間"以上に設定して寝ている。
水分をよく摂取するせいか、寝汗をいっぱいかく。そのため、布団のシーツの上にさらに大きなタオルを敷いて寝ている。
就寝後、エアコンによって室温は急激に下がり、タイマーが切れた後に急上昇に転じる。すると、汗がどっと出て、最後には寝苦しくて目が覚める。
そして、夢遊病者のようにエアコンのスイッチを入れて、倒れこむようにして眠る。そこへ、汗に濡れた全身を急激な室温低下が襲う。
明け方には、夏風邪さん 一丁あがり!
汗をかきやすい人は就寝前は水分を控える方がよさそうだ。
冷たいビールがおいしいので量が増えがち。でも、飲むなら出来るだけ早い時間に飲んで、その後は水分を取るのを控えて「発汗を抑える」と良いような気がする。
ロンドン五輪の男子体操競技・団体決勝のテレビ中継を深夜見ていた。最終種目の鞍馬(あんば)で日本のエース、内村航平がフィニッュでバランスを崩して鞍馬上でもんどりうつような体勢で空中で1回転して着地。
内村選手の鞍馬の演技自体は大きなミスもなく、流れもスムーズだったので最後の部分だけの減点で済むと思っていた。今回も中国に金メダルを奪われたことを残念に思いながら採点結果を待つ。もう眠い。順位だけを確認して寝ようと思っていた...
地元イギリスやウクライナのチームが日本を追い上げていた。その声援がすさまじい音に変わっていた。しかし、日本の銀メダルは疑いもしていなかったところに、何と、4位と掲示された。唖然!。。。内村選手のフィニッシュが演技としてカウントされておらず、驚くほど低い得点になっていた。
だが、私の瞼はもうシャットダウン。今日は終了。がっかりしたが、眠気が先行...ばったりと寝床についた。zzzzz
一夜明けると状況が一変していた。先の鞍馬の演技でフィニッシュの部分が得点に加わった結果、4位から2位に浮上。
内村選手は「銀」という結果には不満の意を表していたが、まだ種目別がある。銀メダルを取っているのといないのでは心理的にかなり違う。この悔しさを種目別にぶつけて有終の美を飾ってほしいと思う。
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2012年7月中旬、人生に何度も訪れないような大きなイベントがやってきた。
卒業以来初となる中学校の同期会である。
この会の為にご尽力いただいた同期生に敬意を表したい。
個人情報の保護が社会常識となっている昨今、消息を探し出すだけでも大変なご苦労があったと拝察する。
札幌の南区に在する母校の校庭の真ん中に大きなエルム(ハルニレ)の木があった。
そのエルムの木にエゾモモンガやオシドリが棲みつくようになり、5年前NHKの『ダーウィンが来た』という番組の中で《生命(いのち)呼ぶ校庭の巨木》として紹介された時には嬉しかった。
樹齢300年になるそうで、ますます枝葉を広げ、威風堂々たる姿となって眼前に現れた。
あの木に会いたい、旧友たちはどのように変わっただろうか?
函館から札幌までJR特急で片道3時間15分、夜の集まりとなれば一泊しなければならない。
母を介護している私は連絡のあった当初出席をあきらめていた。
しかし、今年5月、まだ50代だった京都の知人の訃報が届き、「今、会わなければ後悔する」と気持ちが動いた。
母には寂しい思いをさせてしまったが、ショートステイのできる施設にお願いする手続きを経て、時間短縮のため函館⇔千歳の空路を選び、ようやく出席に漕ぎ着けた。
38年という時の隔たりは、あっという間に取り戻せた。
外見が多少変わっていても、声やちょっとした仕草は皆昔のままだ。
私のクラスは担任の先生のご出席が叶い、その記憶力には脱帽してしまった。
何より先生の記憶に留めていただいたことが有難かった。
とにもかくにも、互いが元気で再会できたことに感謝である。
一人一人の記憶の断片をつなぎ合わせ、徐々に遠い記憶も甦ってきた。
思い出話と笑いは尽きない。
互いの人生を語るにはあまりにも短い時間であったが、「辛かったね」「よく頑張ったね」「幸せだね」と共感、共苦しあえるのは、思春期を共に過ごした学友だからであろう。
旧交をあたためながら、ここからまた新たな一歩が始まる予感がしている。
それにしても、このところ報じられている中高生のいじめや自殺のニュースが悲しい。
今の子供達が大人になった時も、笑顔で再会を喜びあえる関係であってほしいと願わずにはいられない。
しばらくは楽しかった同期会の余韻に浸っていたが、またいつもの日常が戻ってきた。
しかしこれまでと違うことがある。
それは成長した同期生たちの顔を思い浮かべながら、自分もまた前へ進もうと思えることである。
介護を続ける私に、明日という日を生きるさらなる力を与えてくれたことは間違いない。
友よ 友よ 瞳をあげよ
みんなの行く手は曙だ
静かに目を閉じ、耳を澄ますと・・・
エルムの梢の向こうから校歌が聞こえてきた。
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