先日、シンガポールのテレビ番組の司会者が自分のFacebookページに数学の論理問題を投稿した。
この問題はネット上を駆け巡り、人々を興奮させた。頭の疲れている時はすぐに「正解」をみた方がストレスがたまらい。
アルバートとバーナードは、シェリルと友達になった。2人は彼女の誕生日がいつか知りたい。シェリルは、誕生日の可能性のある10の日付を2人に教えた。正解は「さらに読む」をクリックして...。
5月15日、5月16日、5月19日
6月17日、6月18日
7月14日、7月16日
8月14日、8月15日、8月17日
それからシェリルは、アルバートに彼女の誕生日の「月」だけを、バーナードに「日」だけを別々に伝えた。
その後、アルバートとバーナードの2人がこんな会話を交わした。
アルバート:僕はシェリルの誕生日がいつか分からないけれど、バーナードも分からないということは分かった。
バーナード:最初はシェリルの誕生日がいつか分からなかっけど、今分かったよ。
アルバート:それなら、僕もシェリルの誕生日がいつか分かった。
では、シェリルの誕生日はいつ?
「日」がひとつしかない日付は、5月「19」日と6月「18」日の2つ。バーナードに与えられた「日」の数字が18か19であれば、彼はすぐに分かったはずだ。アルバートが「バーナードは分からないことがわかった」と言うのは、アルバートに与えられた月が5月でも6月でもなかったということを意味する。だからバーナードはこの組み合わせを除外した。仮にバーナードが14を伝えられていたなら、14はまだ2つ(7月と8月)残るので、答えが分からないはずだ。したがって、7月16日と8月15日、8月17日が残る。アルバートが自分も分かったと言う以上、8月は日がまだ2つ残っているため除外され、バーナードが与えられた数字は16となる。最後に正解が残る。7月16日だ。
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