エゾリスさんの「桜パワー」のような高レベルで秀逸な内容に続いてアップさせるの恥ずかしい限りだが、「書く」ことは恥を「掻く」ことを承知で、乱文列記でエンターボタン
を押そう。
幸せの基本となるのは「健康」であることとなろうが、身体の異変の兆候を感じたらすぐに病院で検査を受けることも大切なこと。病気と寿命が全く別物であることを何度もの入院体験で学んだ筆者の思いである。
定期的な健康診断も重要だし、半年に一回ぐらいの血液検査も考えたいものだが、若い時から高血圧で降下剤を服用している筆者は、常に血圧をチェックしており、血圧が日常の中で想像以上に上下していることも知っておきたいものである。
医師の白衣を目にしただけで血圧が上昇するというのも事実だが、幾つかの血圧計を確認したら、これはないだろうというような代物があった。
それは、手首に巻くタイプだが、ファジーとか表示しているのはよいが、加圧してから血圧が高い場合には加圧を繰り返し、1回から4回まで異なるのだから困ったもの。加圧が始まるだけで血圧の上昇が起きるみたいで、こんな仕組みを発想したのはおかしいと利用者として訴えたい。
手首に巻くタイプと腕に巻くものでは数値が異なるのも事実だし、指に巻くタイプも登場しているが、やはり腕に巻くのが正確な数値結果だと医師のアドバイスがあった。
腕の左右で数値が異なることもあり、それだけで<?>が生まれ、何度も計測してしまうこともあるが、<?>を抱くだけで上昇するのが血圧というもので、計測時には冷静であるべきとなり、医師が深呼吸をと命じるのはそのためである。
血圧計の大半に脈拍数が表示されるが、その数値の確認も重要で、どこかの医学論文に、生涯の心拍数が動物の寿命を決定するというのがあったと記憶している。
筆者が服用している薬の中に、心拍数を抑える目的のものがあるが、それを試してみようと医師から言われ、1週間後に変化を聞かれ、眠りが浅いのか変な夢を見るみたいでと伝えたら、医師から「やはり、それ、実は悪夢を見るという副作用があるのです」と教えられ、それだったら先に説明しておいてよと思ったものである。
多くの薬を服用しているが、ある時、喫茶店でモーニングを済ませ、朝食後の薬をテーブルの上に並べて確認していると、顔馴染みの近所の女性から「少ないわね。私なんか17種類も飲むのよ」と言われてびっくり。事情を伺うと心臓の大手術を受けられたそうだった。
病院の白い天井を見ながら思い浮かべること。臨終の近い病床の横に付き添っているのは誰かと想像することも大切。時にはそんな光景から遡って人生を考えることも必要と考えている。
禁煙のきっかけ
禁煙するのに健康保険が適用される時代が来るなんて、誰が想像しただろうか。驚くほど値上げをしても止められない人が多く、それは正に病める人とも言えるだろう。
年金の将来に危機感が予想され、様々な増税が考えられているようだが、財務省としては、喫煙で税金を払ってくれることが有り難いし、それで寿命が縮まれば年金に関して尚有難いと算段しているのかもしれない。
そんなタバコの話題だが、「死ぬまで絶対に止めない」と公言していた人物が、あるきっかけで禁煙したので周囲の人が驚かされたという出来事を紹介し、喫煙される方が禁煙の参考になれば幸いである。
身体に不調を来たし精密検査を受けたら手術を余儀なくされた人物だが、大手術を受ける前日まで「死んだら吸えない」とヘビースモーカー振りを見せていた。
院内は全て禁煙となっている大病院。わざわざ高層階の病室から1階に降り、裏口から外に出てプカプカやっていたのだが、執刀医や麻酔担当の医師達から「止めなければ」と説明を受けてもどうにもならず、いよいよ手術の前日の夕食となった。
その時に来室してきたのが若い女医さん。彼女から「タバコはどのぐらい吸っていますか?」と質問され、「日に40本」と涼しい言葉で返した彼だが、国内で販売されているタバコの中で最もニコチンやタールの多い銘柄を止められなかったのに、彼女の次の言葉で禁煙したと言うのだから凄いではないか。
では、彼女は、どんな言葉で説得を行い、彼が納得に至ったのだろうか。その効き目のあった言葉をしたためておこう。
「私は、ケアを担当する医師です。手術中、術後の集中治療室での24時間、そしてこの病室に戻られてから退院の日まで、ずっとあなたをケアするのが私の仕事なのです。ご安心ください。明日の手術は一切痛みは感じません。今は鎮痛に関する薬剤が劇的に進化し、麻酔から醒めても点滴の中にお薬を入れますので、全く痛みの心配は不要です。タバコをこの際にお止めになっては如何でしょうか。この病院に入院されている方々の中で、タバコを原因とした病気で苦しんでおられる方がどれだけ存在するかご存知ですか? 皆さん後悔されているのですがどうにもなりません。いいですか、医学が発展して苦痛の中の痛みを激減させることが出来ても、苦しみを和らげる薬はないのです。肺気腫、肺がんなどは本当に苦しい病気です。どうか、後悔だけはされないように」というアドバイスだった。
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「予想外の禁煙」へのコメントを投稿してください。
パスポートを手にして海外旅行に行くと、相手国入国時に提出する書類の中に「宗教」という項目があるが、我々日本人は、本当の意味での宗教観は希薄してきており、それらはどんどん低下する傾向だが、そんな中で若者達がカルト的な宗教に巻き込まれるケースが増えているようだ。
国内に存在する宗教団体に対する「信者数」の確認を総合すると、それらは国民の総数をはるかにオーバーするのだからいい加減なものだが、神道や仏教全体からすると数百年、あるいは2千年という歴史を歩んできたことは凄い事実であり、それらが近い将来に消滅するとは考えられないのも確かである。
憲法で定められた宗教の自由だが、「仏教です」と答えても「何宗か知らない」なんて頼りないことを言われる人も多く、新聞記事の見出しにあった「檀家であるが信者じゃない」という衝撃的な言葉が生まれて来るのである。
世界には不幸な人達の存在がいっぱいある。今でも戦火に虐げられている民衆もあるし、情報さえ与えない愚かな独裁者に支配される国民もいるのも事実。なのに宗教を因として争いになるとは理解し難いものだが、過去の歴史からすると、地球上の戦争の大半は宗教絡みとなるので悲しいことだ。
戦時中の社会に「今こそ宗教が」と登場するし、平和な社会になったら「今こそ宗教を」と活発になるのだから不思議なこと。一部の信者達や国内だけではなく、今や地球全体から想像のつかない宇宙観まで心を開き、真の「人」のあるべき姿を問わなければならないだろう。
そんな中、ある人物の宗教に対する考え方を知って学ぶことになった。「夜寝る前にね、今日は一日有り難うございました。ちょっと悪いことをしてしまい反省しております。明日があれば致しませんからお許しを。朝ね、目が覚めたらね、今日も目覚めさせていただき有り難うございました。悪いことをせずに、人の役に立つ一日を過ごしますから」と手を合わすそうだが、その対象となる神仏は「別になし」と言うのだから凄いではないか。
その人物の姿勢を客観的に分析すれば、それは感謝型信仰というものであり、一部の仏教の理想とする世界観でもある。
国内に現存する宗教の本部や本山は、それこそ聖域というような環境の中に存在するが、それは長い月日の流れを費やし、神変された「証」として輝いているのかもしれない。
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「宗教観?」へのコメントを投稿してください。
by 大阪ナイツ
2014.10.21
by 大阪ナイツ
2014.10.11
by かめ
2014.09.11
by 青空
2013.12. 6
by のんたん号
2013.11. 2
by 大阪ナイツ
2013.11. 2
by 大阪ナイツ
2013.08.31
by 大阪ナイツ
2013.08.12
by 田園豆腐
2013.07.20
by 大阪ナイツ
2013.07.10
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「健康ですか?」へのコメントを投稿してください。