葛飾北斎といえばこの絵を思い浮かべるだろう。これは1831年ごろに出版された名所浮世絵の連作「富嶽三十六景」の一つ。
北斎70代の作品で、代表作の一つ「神奈川沖浪裏」(かながわおきなみうら)である。
同じアングルで描かれたのは、1805年、まだ40代だった北斎が制作した版画「おしおくりはとうつうせんのづ」
26年の歳月で波の表現を大きく変わった。晩年の作品に切れ味の良さを感じる。これは明らかに進化だ。
進化とは進むこと、進むことは良くなることに他ならない。今日も一日、自分の「進化」を意識して生きてみようと思う。
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