「ひだりヒラメに みぎカレイ」というのは、見かけがよく似た魚、平目(ひらめ)と鰈(かれい)を見分けるポイントである。
両者ともカレイ目に属する。腹を手前に置いて左に顔があるのがヒラメ、右にあるのがカレイとされている。
但し、カレイの仲間にも左に顔があるものもいるので一概には決められないようだ。
写真の魚はカレイ目カレイ科オヒョウ属の海水魚で、形状や生態はカレイに似ているが1mを超える大型の魚「オヒョウ」である。
この名前を知っている人は魚に詳しい“魚くん”に違いない。但し、この写真の「オヒョウ」は記録的な大きさで、体重233kg、長さ2.6mを超えている。
思わず「おっひょう!」となる。
さて話題は変わるが、我が国が世界に誇れる文化・技術があらたに認知された。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、昨年の「和食」に続き「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」を無形文化遺産に登録すると正式に決めた。
世代を超えて受け継ぐ技や文化がまた一つ世界に認められた。
なんと底力のある国だろうと思う。この国の底力を作ってくれた先人の努力に感謝しないといけない。
あの“健さん”の言っていた「日本人に生まれてよかった…」をあらためて感じる出来事である。
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