外から見ているだけではわからない世界がある。これから本番の夏の風物詩・花火がまさにそうだ。
花火は遠くから見上げて眺めるもの。それで十分美しいが、では花火の中に入って内側から見るとどうなるのか?誰も考えたことがない。
だが、それをやってしまった。
ここでドローン(無人飛行体)と超小型カメラの登場tとなる。
DJIファントム2(クアッドコプター・ドローン)にアクションカメラGoProを組み合わせて、花火の開花する空中でその発火の様子を捉えた。
ドローンやカメラが火薬の衝撃で墜落、破損することはなかったようだ。
内から見ると世界観が変わる。花火を見上げている群衆を、花火はこんな風に見下ろしていたのだ。
いざ、盛夏に突入!
話は変わって、Google検索の話題。
Googleの検索窓に「どうしては私は」と入力すると次のように表示されるはずだ。
Google検索には、キーワードの冒頭部分を入力すると、その後に続く言葉を予測してメニュー表示するオートコンプリート機能というのがある。(オート:自動で、コンプリート:完成する)
この機能は、利用者による検索の頻度に基づいて入力された言葉の続きを予測する。つまり、候補に表示される質問文は大勢の人々の好奇心や関心を反映しているのである。
英語圏なら「Why am」と入力するといい。各国で実験した結果は次の通り。
(カナダ)
どうして私はこんなに疲れているの?
どうして私はいつも疲れているの?
どうして私はいつも寒いの?
どうして私はいつも空腹なの?
(フランス)
どうして私はゲイなのか?
どうして私はいつも疲れているのか?
どうして私は寂しいのか?
どうして私は私なのか?
(イタリア)
どうして私は生まれたの?
どうして私はいつも悲しいの?
どうして私は人付き合いが下手なの?
どうして私はいつも疲れているの?
(韓国)
どうして私は働いているの?
どうして私は他の人とうまくやっていけないの?
どうして私は生きているの?
どうして私はこんなに哀れなの?
(スペイン)
どうして私はこんなに疲れているの?
どうして私は悲しいの?
どうして私は寂しいの?
どうして私はここにいるの?
(チュニジア)
どうして私は無神論者なの?
どうして私は悲しいの?
どうして私は成功できないの?
どうして私はキリスト教徒なの?
(ドイツ)
どうして私はこんなに陽気なの?
どうして私はこんなに間抜けなの?
どうして私はこんなに疲れているの?
(ブラジル)
どうして私は悲しいの?
どうして私は独身なの?
どうして?と自分に問いかけるのは人間だけであろう。自分とは、一番わかっているようでわからない存在、これは世界共通の悩みのようだ。
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