絶食して6年目に入り話題となった鳥羽水族館(三重県鳥羽市)が飼育する深海生物「ダイオウグソクムシ」の「No.1」(1号たんと呼ばれていた)が昨日、旅立った。
水族館によると、14日朝に飼育員が生きているのを確認したが、同日午後5時頃、餌をやった際に反応せず死亡が確認された。
解剖の結果、胃の中は空だった。死因は不明。体に目立った傷などはなかった。
絶食の期間は14日で5年と43日になっていた。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、ニコニコ生放送…そして幸せ列車と、様々なメディアで取り上げられていた。(最後の幸せ列車は単なる便乗です)
鳥羽水族館は「餌を食べさせることができず残念ですが、ダイオウグソクムシという生き物を有名にしてくれたことに感謝したいです」と話している。
安らかに眠れ、1号たん。
合掌
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「大往生したダイオウグソクムシ」へのコメントを投稿してください。