列車に続いては常夏の楽園「カリブ海」クルーズを紹介しよう。
世界最大の客船として知られるのは「アリュール・オブ・ザ・シーズ」号で、22万トンというのだから巨大である。
就航してから2年も経たない新造船だが、横幅66メートル、長さ361メートル、乗務員2384名、乗客5400名と聞くだけでも洋上の巨大都市みたいなイメージが浮かぶだろう。
ゴルフをされる方なら想像出来るだろうが、360メートルと言えば400ヤードの距離。アマチュアゴルファーにとっては長いパー「4」のホールなのだからびっくりだ。
この船に乗船するツアーが企画されているが、約5万円の燃油サーチャージに国内空港施設使用料2650円、海外空港税6000円、寄港税27000円、船内チップ7000円が別途に必要とあり、それら以外の旅行代金が298000円から348000円(船室の差異ではなく、出発日によって異なっている)と、前号のオリエント急行に比較すると割安感がある。
行程は関西空港とニューヨーク発着で、ニューヨークからフロリダ半島のマイアミから40キロのフォートローダーデールまで乗り継ぎ便で飛び、10泊11日(船内7泊)というコースだが、ドレスコード(船内でのタキシード着用などの服装規定)がゆるやかなので安心だ。
寄港するのはハイチのラバティ、ジャマイカのファルマス、メキシコのコスメルだが、この海域のクルーズの人気は高く、最終日に行われる船長主催のパーティーでは涙を流す人達も多いそう。
朝食7回、昼食7回、夕食8回込みで、その内機内食が4回となっているが、これも独り旅の場合には150000円の別料金が加算されるので複数での参加がお勧めである。
尚、ビジネスクラスを利用すると200000万円の追加となるが、船室は高額な料金に比例して上階になったり部屋の広さが異なるのは仕方がないところ。この企画の上述料金は「カジュアルクラス」設定だが、同じならちょっと張り込んだ方が楽しみもアップするかもしれない。
船内ではショーやパレードなどの開催もあり、プールが5箇所、幾つものレストランが存在するなど、クルーズ空間は体験した人にしか理解出来ないと説明されていた。
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