「かめかむか」さんのコラム内容からするとレベルダウンが著しいが、「書く」ことは恥を「掻く」ことだと割り切って送信キーを押す覚悟を。
過日に「かめかむか」さんが「野口英世」博士のことに触れられていたが、30年ほど前、南米を周遊したことがあり、ペルーのリマからリオデジャネイロを経てサンパウロに入り、10日ほど滞在したが、野口英世博士のことを現地で知る由もなく、書かれていた史実を知って日本人の一員として恥ずかしい思いを抱いているが、福島県に行った際、博士の実家の記念館に立ち寄り、そこで博士とお母さんがやりとりされた手紙の内容に涙したのを記憶している。
字が書けなかったおかあさんが懸命に文字を習得されるためにご苦労をされた事実に何とか「伝えたい」という母の愛情を感じたが、博士の命終が日本ではなく遠い外国だったことが残念なこと。小学校時代に読んだ「伝記」を懐かしく思い出した。
文字というものは、読んだ側の受け取りを方考慮してしたためるもの。誤った表現をしてしまうと大きなイメージダウンにつながってしまうので気を付けたいものだ。
筆者は散歩に出掛けた際に飛び込みで立ち寄ってしまう飲食店が多く、昼時の混雑時間を避けて午前11時半頃に早めの昼食ということが多い。
そんな時間帯だが、店内では開店目前の準備に追われている場合が多く、入り口に「準備中」の看板が掲げられていることもあり、中には「心を込めて準備中」もあったし、「まだダメ」と黒い板にチョークで書いていた店もあるのだから面白い。
上述の「心を込めて準備中」の店は、開店と同時に看板表示が「一所懸命営業中」となり、そこに店主のハートが伝わってくるようである。
ヨーロッパを旅行した際、宿泊したあるホテルのバスルームに掲示されていたステッカーの内容に感じ入ったことがあった。英語、中国語、日本語の三種類で表記されていたが、次のように書かれてあった。
「タオルは十分にご用意してありますが、クリーニングを必要とするものだけを専用籠にお入れください。クリーニングは洗剤を使用します。地球環境を汚すことになりますのでよろしくお願い申し上げます」
それを読んでタオルは最低限度の使用に止めたが、お願い事でも表現の仕方で結果が大きく異なることも事実である。
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