インド北部アグラで殺人事件が起きたが、被害者が飼っていたオウムの情報提供によって犯人が逮捕されたという。まるで「刑事コロンボ」のような話だ。
オウムの飼い主だった55歳の女性は、今月20日にアグラ市内の自宅で何者かに刺殺され自宅からは宝石類が盗まれた。
親族らは女性のおい(35)が近くにいたり、誰かがおいの名前を口にしたりするたびにオウムが動揺した様子になることから彼に疑いの念を持つようになった。
親族らはオウムの前でさまざまな名前を口にしてみたが反応はなかった。だが、おいの名前が出るとオウムは金切り声を上げ異常な行動をとった。
親族らはこの情報を警察に通報した。おいの手には女性の飼い犬にかまれた痕が確認され、凶器と盗まれた宝石類も発見されたため、おいは共犯者と共に逮捕された。
オウムのタレこみで事件は解決した。オウムの叫び声は殺された主人への鎮魂歌だったのかも知れない。
かたや中国では「犯罪史上最も緊張感のない銀行強盗」がつかまったようだ。
2月20日、中国上海市の銀行に一人の男が現れた。男は窓口に近づいてこう言った。
男の手には大きな中華包丁が握られていた。中華包丁といえば、四角い刃で肉でも骨でも何でも叩き切ってしまう包丁なのだが…。
この強盗が「史上最弱すぎる」とネットで話題になっているのだ。
防犯カメラがとらえた一部始終をご覧いただこう。
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