途中下車で一服したので次にやって来た列車に乗った。車内はほとんど空席の様であり外の景色もこれといったものはないので、持参したラジオのスイッチを入れて何か良い番組がないか探りを入れたが、例によって聴きたいものがないのでスイッチをオフにしてパソコンを開いて何か書こうかな。
そしてフト思い出した。そうそう先ほど降りる前は波動について書き始めていたのだったな、と。丁度ラジオを聴こうとしていたので、これにかこつけた波動を取り上げてみよう。
ラジオやテレビで好きな番組を探す時にチャンネルを合わせようとしますよね。昔のラジオならツマミを回してガーガーピーピーの雑音の中から澄んだ音を探し出したものです。
このチャンネル合わせとは何でしょう。発信元の放送局はそれぞれに当局から周波数(振動数)を割り当てられているのです。言わば戸籍の様なもの。それで、この放送局の番組が見たいと思えば、受信側が発する周波数を発信元の放送局の周波数に合わせるとOKです。
さて、この周波数を合わせる事を「同調」と言います。そして放送局から発信された電波(波動)と受信機の発する波動の周波数が一致すると、そこに「共鳴」が起こります。この共鳴によってラジオを聴く事ができるのです。
この時注目して頂きたいのは、受信側のラジオ自身も振動し色んな周波数を発信しているという事です。その周波数の中から発信元の周波数を選び出すのが同調に当たります。スイッチが切られていたらこの発信がないので発信サイドから何か送られて来ても、同調も共鳴も起こる事はなく当然何も聴く事はできません。
今回の纏めは、同調や共鳴は発信体同士でないと起こりませんよ、という事と、このケースでの発信こそ波動を起こす元であり、そしてエネルギーであり、更に進めて言えば命の元にも例えられるのだと思って頂けると嬉しいですね。
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