昔、アメリカで特集された本の日本版を読んで驚いたことがあった。それは「宝くじ」の当選者のその後の追跡調査で、高額当選者の8割が人生の急変から不幸になっていた。
幸せになった人は、借金に苦しんでいた人と家のローンを返済中という人だった。不幸なケースで印象に残っているのは子供の性格が急変したことと離婚した夫婦が多かったこと。
友人が近畿宝くじの一等に、組も同じで下2桁の数字だけが入れ替わっていたのでブログに当選番号を知らせる新聞記事と外れとなった宝くじの写真を掲載していて同情したが、今日乗ったタクシーの運転手さんがびっくりする話を教えてくれた。
奥さんの店にやって来る若い女性が昨年の年末ジャンボで5億円当たったそう。実際に当選くじを見せてくれたそうなので周囲の人達が固まったそうだ。
その話の中に興味深いことがあった。所得税は掛からないが、次年度に住民税が来るそうで知らない人が多いと言われたから。そんな当選体験がないので分からないが、機会があれば税理士さんに聞いてみたい問題である。
他府県に在住する知人が一等「1億円」と組違いで「10万円」で愕然とした話も聞いたことがあり、先に組が異なっていることを確認してから番号を合わせたそうで諦めが決着したと言っていたが、先に番号の方を確認していたら衝撃が強かったと想像する。
そんな彼にも冒頭のアメリカの調査の事実を話したが、彼は妙に納得していたので印象に残っている。
「あんなもの絶対に当たらない」と言い切る人も多いが、買わなくては絶対に当たることはない訳で、遠い昔の「富くじ」と同じで庶民の夢となっているのだろう。
そんなことを考えながら「ジパング倶楽部」の情報誌を開いていたら、「飛鳥Ⅱ」で行く土佐、博多クルーズや116000トンの「ダイヤモンド・プリンセス」号で行く金沢、舞鶴、出雲、釜山ショートクルーズ5日間の企画があった。どちらも帰路は新幹線のグリーン車利用で2名一室。前者は「129800円~309800円」。後者は「198000円~409000円」と表記されていた。
また「にっぽん丸」で行く花の利尻・奥尻クルーズもあり、4泊5日で金沢往復はサンダーバードとなっており、「190000円~229000円」となっていた。
今日の結びはお得感のある「ノリノリきっぷ」の紹介。土・休日も利用可能でJR西日本と智頭急行線と宮島フェリーが3日間乗り放題。条件は60歳以上で2名以上の利用。普通車用が「19000円」、グリーン車用が「23000円」で、「ジパング倶楽部」の会員は3000円引きとなっていた。
これは発売期間が4月1日から7月5日まで「7日前まで発売」。利用期間は4月11日から7月14日までだが、GWの期間「4月27日から5月6日」は利用不可なのでご注意を。
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