ギョウザと言えば、宇都宮と浜松が消費量の両横綱だ。
総務省の家計調査で、1~11月の宇都宮市の1世帯あたりのギョーザの支出(購入)額の合計が、ライバルの浜松市と387円差の2位(3,901円)だったことが分かった。
宇都宮市は、昨年16年ぶりに浜松市に奪われた日本一を奪還しようと、数々のキャンペーンを行ってきたが今年も残すところ12月のみ。逆転は難しいと見られ、2年連続の2位に甘んじそうだ。
ギョーザは好きだが食べ過ぎると太るので気をつけている。人は何故「太る」のか?通常は「食べ過ぎ」と「運動不足」を犯人にしてしまいがちだが、太る原因はもっと複雑。
ざっと次のようなものがあるという。
・睡眠不足=食欲を制御するホルモンの分泌を狂わせるから
・食品、樹脂、殺虫剤などに含まれる人工の化学物質=体重を制御するホルモンの異常
・エアコン=カロリー消費を少なくする
・禁煙
・避妊薬、ステロイド・ホルモン、糖尿病治療薬、抗うつ剤、高・低血圧治療薬などの医薬品
・中年、アフリカ系女性、ヒスパニックなど年齢や人種による特性
・高齢出産
・遺伝
・多出産傾向のある肥満体質者
・肥満者同士の結婚
心当たりがゾロゾロ出てきたりする。
これとは反対の「痩せる原因」を知っている人は教えを乞う!
米コネティカット州の小学校で14日に起きた銃乱射事件以来、「銃所持」問題
がアメリカ全土に波紋を広げている。
乱射事件を起こした容疑者の遺伝子が捜査の一環として解析されることなった。州の監察医務院からの依頼でコネティカット大学医療センターが解析に当たっている。結果が出るのは来年1月末とのこと。
遺伝子学の専門家によれば、多くの精神疾患では、発症に関わる遺伝子は存在するものの、非常に数多くの遺伝子が関わっている。特定の1つの遺伝子や突然変異が病気を引き起こすわけではないとのこと。
この事件で、オバマ大統領が銃規制をするのではないかという風評が流れ、市民は銃の先物買いに走っているという。それも今回の容疑者が使用したものと同じ強力な銃が売れている。始末に終えない状況だ。
ユタ州のソルトレークシティーでは27日、市民に銃の扱い方を教える講習会が開かれ、教員約200人が参加した。ユタ州では以前から、教職員が学校で銃を隠し持つことを認めているという。
講習会はユタ州スポーツ射撃協会が実施。同協会会長は、銃の免許を持っている学校教職員にも、職場で銃を隠し持つ権利を保証すべきとの考えだ。「校内で合法的に自分の身を守る能力を奪ってはならない」と強調している。
こんな話、日本人に想像できるだろうか?
ユタ州では12年前から教職員が実弾を込めた銃を教室に持ち込むことを州法で認めている。実際に銃を持ち込んでいる教員はごく少数だが、同法の施行以来、州内の学校で教員の銃携帯に絡む事件や発砲事件は起きていないという。
アメリカの銃支持派は「正しい者が銃で、銃を使う悪い者から市民を守る」と主張して一歩も引かない。一理はあるが、それでは永遠に銃乱射事件を減らすことはできないだろう。
悲惨な事件で数十人の子供の命が奪われた。しかし、時が経てば風化して、何の対策も打たずに流れてしまうのは世の常だ。そして、忘れかけた頃に再び起こる。そういう愚を延々と繰り返して、また今繰り返そうとしている。
治安のいい(治安を維持しやすい)島国・日本は銃のない理想の社会を築いてきた。それは、法律による規制効果も大きいが「和を以て尊しとする」日本人のDNAと、銃と無縁な環境を授かった国としての幸運に感謝すべきだろう。
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北海道大学の長谷川英祐さん(農学研究科の助手)という方が、働かない「働きアリ」がいることを発見した。彼は『働かないアリに意義がある』という本を出している。
30~40匹位いるコロニー(巣)で、個々のアリにペイント・マーカーで小さい点をつけて、その色と場所の組み合わせでどの個体かを分かるようにして動きを追いかけた。1日3時間、6ヶ月間にわたり観察をした。(!)
すると、大体1割から2割くらいはほとんど働かず、コロニーのためになるような行動をほとんどしていなかった。コロニーの中にいてじっとしていたり、自分の身体の掃除みたいなことばかりをしていた。それが、何か意味のある行動かどうかは最初は分からなかった。
「働きアリ」以外にも「働きバチ」というのがいる。こちらはミツバチを使った研究が行なわれていて、ミツバチもやはり1割程度の個体はほとんど働かないことが分かっている。
こんな話をすると、人間様はすぐに、これらの現象や傾向を自分たちの組織(コロニー)に置き換えようとするものだ。そして、会社組織に当てはめた上で、経営者たちは「働かない1~2割の社員をどうすればいいか?」というテーマ作りにいそしむ。
ところが、それが危険である。ゼネラル・モーターズ元会長のジャック・ウェルチ氏は「働かない(役に立たない)下位10%を解雇する」という経営手法を用いたことで有名だ。その結果はどうなったか?
驚いたことに、働かない10%を解雇すると、残った中の10%が働かなくなってしまったのだ。どうやっても組織の中では10%は働かないと分かった。そうすると、毎年10%ずつ解雇していったら割増退職金のコストが掛かるだけで大損であることに気がついた。
予想もしない現実に直面して、経営者は「仕方ない」とあきらめるしかなかった。ところが、長谷川氏によると、働かない10%のアリには存在意義があるという。結論から言えば、アリは一部の個体が常に働かなくなるようなシステムを、労働の制御機構として採用しているという。
アリの巣を観察すると、いつも働いているアリがいる一方で、ほとんど働かないアリが10%~20%もいる。この働かない働きアリたちは、サボりたくて働かない怠け者なのだろうか。
よく働く働きアリは、仕事に対して腰が軽い個体であり、なかなか働かない働きアリは、仕事に対して腰が重い個体で、メンバー間にこういう生まれつきの個体差があることは、コロニーが効率よく仕事を処理していく上で必要だというのだ。
すなわち、仕事に対する反応度がコロニーの各メンバーで異なっていると、必要なときに必要な数のワーカーを臨機応変に動員することが可能になるからである。
次に、よく働くアリだけを選抜したコロニーと、働かないアリだけを残したコロニーを作って調べたところ、どちらのコロニーでも、一部の個体はよく働き、一部はほとんど働かないという、普通のコロニーと同様の結果が得られたのである。
長期間、働かない働きアリは、一種のリリーフ要員で、他のメンバーが疲れて働けなくなったときはヘルプに入り、コロニーの危機を救うと考えられている。働かない働きアリを有する組織は、短期的な労働効率は低くても、長期的な存続率が高いため、長い時間で見ると有利というわけだ。
なるほど。。。働かないヤツを馬鹿にしてはいけないのだ。
そう言えば、みんなで待ち合わせすると、何度でも平気で遅れてやってくる不埒(ふらち)な奴がいないだろうか?こんな奴はもう相手にしないぞ、と皆カンカンになる。
だが、こういう団体のルールや社会常識を乱す存在にも実は存在意義あるのではないか。それは(ちょっと大げさだが)生命40億年の歴史を振り返るとわかる。
人間を含めて生命というものは自分たちの種(子孫)を保存、繁栄する本能を有している。そのために個々の生命は生き残るために様々に多様化してきた歴史がある。
もし、待ち合わせ場所に車が突っ込んできて全員即死したとしても、遅れてくる変わり者が生き残れば、極端な話だが、種は保存されるのである。
あなたの周りにいるちょっと異端な人はそういうミッションをもって生まれてきた人なのだ、と考えれば、少々遅れてきても腹を立てずに穏やかな日が過ごせるのではなかろうか。
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